無敵のスタートアップチームの構成とは?

Hiro Maeda by Hiro Maeda on 2011.4.19

スタートアップを創業する時の創業メンバーは会社の成功か失敗を左右する。最初の頃は少ない人数と資金で最大のアウトプットを出さないといけないからだ。一番重要な時期で多くのスタートアップはこのイニシャルステージを乗り越えることができずに消えていってしまう。

イニシャルステージを乗り越えるために必要なポイントは、よいプロダクトを作ることとユーザーを集めること。このような「無敵のスタートアップチーム」には三つのタイプの人間が必要だ。詳しく説明しよう。

ハッカー

ハッカーとはただ上手にコーディングできる人ではない。素早くプロダクトを開発して、常にプロダクトの改善をしていく開発者のことだ。

ハスラー

ハスラーとは人間関係をつねに作るひと。多くの顧客と関係を作り、提携の可能性のあるパートナーを常にみている。ハスラーは常にパッション溢れる情熱的な人で、ビジネスセンスも高く、正確に自分の想いを他の人に伝えられる人。

デザイナー

サービスの見た目と使いやすさはものすごく重要。ユーザーがサービスを信頼できるかどうかは、ほとんどデザインでしか伝えることができない。信頼性があり使いやすいデザインは必須。

スタートアップをする時の創業メンバーにハッカー、ハスラー、そしてデザイナーがいれば想像したことがすぐに形になり、そして人に使ってもらうことができる。スタートアップをする時はこのコンビネーションをお勧めする。

**読者から質問があったので追記(12時16分)

何故理想の創業チームのメンバー数は2人でもなく4人以上でもなく3人なのか?先ず4人以上になるとコミュニケーションが取りにくくなり、各創業メンバーの株のダイリューション(株の希薄化)が余分に発生するからです。会社を作るときに最も創業者の株にダイリューションが発生するのが資金調達のしすぎではなく、創業メンバーが多すぎるときなのです。

一方、3人以下だとヒューマンリソースが足りなくなってしまうのです。開発とデザインを一人でできる人材はものすごくレア。さらにデザインという物は常に時間をかけてフルタイムに考える必要があります。

 

Hiro Maeda

Hiro Maeda

インド、東南アジア、日本、アメリカを主な対象とし投資活動を行うグローバルファンド「BEENEXT」パートナー。2010年にデジタルガレージ、カカクコムと共同で世界進出を目的としたスタートアップ育成プログラム「Open Network Lab」を立ち上げたのち、BEENOSのインキュベーション本部長として、国内外のスタートアップ支援・投資事業を統括。世界中で100社以上に投資をし、2016年にはフォーブズアジア、ベンチャーキャピタル部門の「30 Under 30」に選出される。

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