Baidu(百度)がAndroidベースの独自モバイルOSをローンチ

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

北京で行われたBaidu(百度)の年一度の国際イベントで、BaiduはAndroidベースのモバイルOS、Baidu Yi(上記写真)をローンチした。

Baidu YiはGoogleのAndroid OSを基にビルドされていて、統合されたボイスサーチのように、中心機能はすべてAndroidと同様のものを持つ。しかしもちろんのこと、BaiduにはBaidu Yiのために用意された独自のアプリも多数ある。―地図アプリ、Yue(閲、リーダーアプリ)、Shen Bian(身辺、Googleプレイスと同様)や、Ting(听、音楽アプリ)などがある。

Baiduはまた、長く利用されてきた良質なAndroidアプリを新しいBaidu Yiプラットフォームに統合することもできるようにする。中国語文字のタイピングや手書き入力のための入力補助ソフトウェア(IME)などがそうである。

また新しいBaidu Yiプラットフォームは、ストレージ、バックアップ、共有といった面での強力なクラウドへの統合を特徴としている。―これはAlibabaが先日ローンチしたモバイルOS、AliYunにおいても重要な側面となっている。

Baidu提供の紹介動画を見る限り、Tingモバイルアプリはライセンスを受けた楽曲のMP3ダウンロードを提供するようだ(下記スクリーンショット参照)。これはBaiduのWebアプリ版Ting由来のものだ。

去る6月に、Baiduがアンドロイド携帯用のOSを準備しているという噂について取り上げた際、我々は、Baiduは既に自らのOSへ問題なく統合できるようなアンドロイドアプリを多数持っているのではないか、という見解を述べたが、見たところ、実際そのような方法がとられたようだ。

Baidu Yi対応の端末発表、また製作メーカーについての情報が入り次第すぐに、我々は追って続報を配信することとする。その間、公開されたばかりのBaidu Yi製品ラインアップページのスクリーンショットをお楽しみいただきたい。

【via Penn Olson 】 @pennolson

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