中国版FoursquareのJiepang(街旁)がチェックイン数で教える「中国で今なにがホットなのか」

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

中国全域でのJiepang(街旁)によるチェックインのヒートマップ。この投稿にあるこれとインフォグラフィックの画像すべてはJiepang.comによる提供。

インフォグラフィック・オブ・ザ・デイシリーズは、アジアと世界のテクノロジーの重要なストーリーを視覚的に表現する。最も人気のある位置情報サービス(LBS)Jiepangは、ユーザートレンドを詳しく分析したインフォグラフィックスを作成した。中国でスマートフォンを愛用する若者がどのように時間を費やしているのかを分析し、ユーザーがどのブランドを好み、何がホットなのかを教えてくれる。

北京で一番アツい場所

手始めに北京から。都市で最も人気のある地域はチェックイン数から、ダウンタウンの西直門のようだ。観光客用の場所に惑わされることなく、Jiepangのユーザーは派手なショッピングモールや観光地ではなく、常連となっている多くのレストランやオフィスでチェックインサービスを利用しているようだ。

ちょうど先月にJiepangはNokiaとNFC(非接触IC)分野で、北京と他の中国の5都市でテストをおこなうことを明らかにした。それらのNFCチェックインポスターはいくつかの街で何千もの「チェックインしやすいポイント」を提供してくれるだろう。

ブランドと映画

この夏Penn-OlsonがJiepangのCEOと話をした時、ユーザーがどのブランドを好むかということは、企業にとってはもちろん、ユーザーにとっても大きな話題だと話してくれた。このように、サービスを利用するユーザーがいくつかの明確なお気に入りブランド──名前を挙げるとスターバックス、マクドナルド、バーガーキング、ドラえもん(もちろん日本のアニメ)、Earth Hour─を持つことは驚くことではない。最後の一つはちょっと変わっているがJiepangのユーザーはたまにこのサービスをマイクロブログのように使っているからだろう。

次に、Jiepang のインフォグラフィックは、若いユーザーにとってどの映画が、今年中国で一番バズっているのかを教えてくれる。勝者は映画のチェックインに関していえば、カンフーパンダ2にギリギリのところで打ち勝ったパイレーツ・オブ・カリビアン4であった。

外食

食べ物に移ろう。Jiepangで毎日おこなわれる多数のチェックインは、人々が毎日特定の時間に何を食べるのが好きなのか教えてくれる。ファーストフードは朝食時に好まれる食事で、日中は人気がなくなる。一方でデザートは午後4時頃にピークがあり、人々の多くは飲茶に出かける。当然のことながら、ストリートBBQのチェックインは夜も深まったごろに量が増え、人々は辛い食べ物を探し求めるようになる。

モールに夢中

最後に中国の消費者がショッピングモールに夢中だということに注目しておこう。多くののレストランが入っている中規模程度のものが中心。北京と上海で一番人気の場所は両方ともそのような所だ。(それぞれ西単大悦城(ジョイシティ西単)と金橋プラザ)北京の三里屯地区─アップルのオフィシャルストアの本店がある場所だが─その都市は2番目にチェックイン数が多かった。上海のIKEA(イケア)は3番目である。すべてのインフォグラフィックを見るにはここをクリックしてほしい。

【via Penn Olson 】 @pennolson

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