デジタル・コラージュで、プロのスタイリストが答えてくれるファッションQ&Aサービス「COODE」

SHARE:

【翻訳 by Conyac】 【原文】

COODE」はファッションに関するQ&Aサイトで、9月17日にサービスを開始した。これまでにも Polyvore などのオンラインコラージュサイトを見てきたし、日本にも同じようなサービスを提供する「iQon(アイコン)」がある。 iQon は2010年4月にサービスを開始し、これまでに1億4000万円(約 180万ドル)の投資を受けている。

「COODE」がこれら同様のサービスと違うのは、Q&Aという機能にある。ユーザはファッションについて互いに質問したり回答したりして、あらゆるファッションアイテムを使ってオンラインコラージュを作り上げる。そして、もう1つの特長は、プロのスタイリストがそれらの質問に答えるということだ。そういう意味では Shoedazzle に似ている。コラージュされたアイテムは各ブランドのサイトからオンラインで購入することもできる。

例えば、こんな質問がされる:

「キャメルの毛皮のマフラーを買ったばっかりなんだけど、どういう風に巻いたらいいかな?」

とか

「髪の毛を黒色に染め直したんだけど、どんなスタイルが合うと思う?」

TPOに合わせた服の選び方についてアドバイスを求める人が多い。面白い使い方の例には、ある男性ユーザが自分自身のファッションをコーディネートしてもらうように頼んだら、友人からたくさんの回答が集まったというのもある。アドバイスの一例はこんな感じだ。

各ユーザにはユーザー自身のプロフィールページがあり、そこには自己紹介やファッションの好み、特技、好きな雑誌、Twitter や Facebook のアカウントやブログなどの情報が含まれている。ユーザの質問や回答、そしてフォローしている人についても閲覧できる。

質問に対する答えには「ナイス!」というボタンを押して評価をすることもできる。それからサイドバーには、「ナイス!」の評価数による週間のユーザーランキングもある。1か月の間で最も人気のあったユーザーをインタビューする「COODE」独自のオリジナルコンテンツもある。開発中の機能には「ベストアンサー」を選ぶ機能やコメントをする機能などがある。また「COODE」では、1日あたり3,000から5,000件の質問が寄せられる 「ヤフー!知恵袋(Q&Aがベースのサービス)」のAPIを利用する計画もしている。

今のところ広告や提携企業を通じて収益を上げている。「COODE」は28歳の濱田光貴社長が率いる Playmined によって設立された。同企業の目標は1年で1万人の登録ユーザーを獲得することだ。来年早々にはiPhoneやアンドロイド向けのアプリも導入されることを期待している。

【via PennOlson】(@pennolson

BRIDGE Members

BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。
  • 会員限定記事・毎月3本
  • コミュニティDiscord招待
無料メンバー登録