Facebook がアジアの営業展開、開発者連携を強化

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

Facebook のシンガポール・オフィスの機能は何だろうか? 今はまだ営業所でしかないが、今後スタートアップや大手企業が自社プロダクトをFacebook と連携しやすいよう、プラットフォーム・パートナーシップの構築に注力することが先日分かった。

Facebook シンガポール・オフィスの責任者アレキサンダー・クラインバーグ氏は、開発者との接触をはかるため、アジア太平洋地域の都市をいくつか訪れた。アジアのどの地域に有力な開発者コミュニティーがあるのかと尋ねられると、彼は「シンガポールの開発者の質と規模には感心した」と語った。

私は、彼の意見に賛成できるかどうかよくわからないが、クラインバーグ氏の意見は尊重に値する。私の見解では、銀行のIT部門などに隠れる事無く、何かを構築する技術がある人を見つけられるのは、ベトナムやインドだと思っている。そして、私の知る限り、才能ある開発者を見いだすべく、ベトナム市場を模索している日本企業がいるのも間違いない。

とにかく、Facebook に話を戻せば、Facebook Garage やF8のシンガポール、ソウル、そして先日開催された東京でのイベントは、Facebook がアジア全域で開発者コミュニティーに接触しようとしている証拠である。ところで、私は上の写真に映っている人々に質問をした。シンガポール・オフィスを設立するのに、どうしてそんな長い時間がかかったのかという質問だ。

仲間の記者やブロガーは笑いだした。クラインバーグ氏は微笑んで、Facebook がここで事務所を開くのに立てた計画やスケジュールは知らないと述べた(同氏はGoogle シンガポールを退職して、最近 Facebook に入社したばかり)。しかし、同氏は、シンガポールで Facebook が歴史の浅い企業で、献身的なチームを構成するには時間と労力が必要であることをわかってもらいにくい、と説明した。

ひとまず、もっともな意見だろう。

私の次の質問はインドネシアについてだ。Facebook はインドネシアにオフィスを構えるつもりなのか? 短い答えは「ノー」。クラインバーグ氏の回答は長く、インドネシアではテック・スタートアップや熱心な開発者が、大きく成長していると説明した。しかし、今のところ、Facebook がインドネシアにオフィスを構える予定はない。さらにシンガポールはインドネシアにも非常に近く、現状ではおそらくそれで十分だと述べた。

それからもうひとつ、Facebook はシンガポールでの広報担当者を探しているそうだ。もし興味があれば、Facebook の採用情報から応募してみるとよい。

【via Penn Olson 】 @pennolson

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