Taobao(淘宝)の共同購入サイトがグループから分社化

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

Alibaba(阿里巴巴) は先日、自社の共同購入サイトである Taobao Ju Hua Suan (淘宝衆画算)が分離し独立企業として設立されることを発表した。同社は、レストランや旅行会社など広範囲にわたる分野の企業・商店などから成り、 独自の共同購入サイトを持っている。また、同社以外のサイトが共同購入の販売ができるオープンプラットフォームとしての機能も兼ね備えている。

ju.taobao.com(淘宝衆画算) は2010年3月に開設され、既に大規模であった Taobao(淘宝) のユーザー基盤をさらに増大させ、去年1年を通して次々と出現したグルーポンのクローンサイトが賑わいを見せる中、幸先の良いスタートを切った。その最大のライバルと言えるのは Tencent (騰訊) の QQ Tuan(QQ団購)であろう。実際のトラフィック数と処理された取引数で、一番の競争相手は、比較的小規模なスタートアップの Lashou(拉手)で、来年には米国での株式公開を目論んでいる。

Alibaba は、なぜ今のタイミングで Ju Hua Suan を グループから分社化するのか? Alibaba の広報担当者は、我々に以下のように説明した。

独立することで、プラットフォームのコアコンピテンシーを強化し、顧客により良いサービスを提供することが可能になると考えている。Ju Hua Suan は今後、グループショッピング業界向けにオープンで、低価格で、かつ効率的なプラットフォームを中心に提供していく戦略だ。詳細は、今後発表する。

何か色々と考えがありそうだ。このサイトも十分成熟し、独り立ちの時期を迎えたことがそれを指し示している。

昨日、我々は中国の5億人ものネットユーザーのうち、実に4220万人が共同購入サイトを過去6ヶ月以内に利用していることを新たな報告で知った。熱気のこもったバーゲンなどがあるにも関わらず、小規模なサイトのいくつかは損害をうけていたり、当初雇用を増やしすぎ、ここ数ヶ月で雇用を減らす羽目になっている。しかし、中国のグループ購入ポータルの大手ウェブ企業2社 Tencent (騰訊) とAlibaba は損害は免れている。

【via Penn Olson 】 @pennolson

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