打倒Zynga−日本のソーシャルゲームgumiが2500万ドルの資金調達

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

数週間ほど前、我々はソーシャルゲームメーカーgumiの創業者で代表取締役社長である國光宏尚氏と、彼の企業の事業展開について会談をする機会を得た。日本において最大のゲーム開発企業の1社として、毎月全体で600万人ものユーザー数を誇り、その数はいまだ増大している。

先頃gumiが、EAのFIFA World Class Soccerを日本のGREEプラットフォームへ持ち込むことを実現化するための手助けをしたことは、読者ならご存知だろう。

同社は先頃、ジャフコ、DBJ キャピタル、新生銀行、ニッセイ・キャピタル、三菱UFJキャピタル(ベンチャーキャピタル)、そしてコーエーテクモホールディングスから20億円(約500万米ドル)もの資金調達をおこなったことで、今日はさらに良い知らせを聞けるだろう(Techcrunch 日本語版から、情報を起こしてくれている西川浩司氏に大変感謝している)。我々は國光氏とコンタクトをとり、本日(原文掲載日12月5日)のニュースについて いくつか簡単な質問を投げかけてみた。

Gumiは既に利益を計上しているのでは?なぜ新たな投資ラウンドを組んだのか?
「はい、利益を計上しているのは確かです。しかし、我々は今回の投資ラウンドをもって日本および国外でのM&Aを実行することができ、これは我々の海外での事業展開を促進するためでもあるのです。」

gumiの将来計画は?
「打倒Zyngaです!そして(最大の)モバイルソーシャルゲーム企業になるということですね。我々は、特にFacebookモバイルプラットフォーム上でのHTML5を基盤としたアプリケーションのリリースに強く焦点をあてています。PC向けゲームやiOS/Android向けのネイティブ・アプリケーションの開発は考えていません。我々は戦略的に、ソーシャルゲームの未来ともいえる HTML5を基盤としたモバイルゲームに的をあてています。」

現在のチーム規模は?さらなる人材雇用は考えているのか?
「現在、東京に120名、西日本の福岡に20名チームスタッフがいます。我々は、来年4月までに(さらに)グローバル化することを考えており、250名ものスタッフを抱えることになるでしょう。」

この記事の執筆には、Willis Weeが貢献した。

【via Penn Olson】 @pennolson

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