テレビ東京と提携したTudou(土豆)、日本のアニメを中国で同時放映

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

数週間前、中国の動画サイトTudou(土豆)が5200万元(約820万米ドル)の純利益を報告したことを聞いた時は驚きだった。不思議ではあるが、Tudou が順調だと聞いて嬉しく思う。私が数年前に中国に住んでいた時、TudouもYouku(優酷)も、グレート・ファイヤーウォール(金盾)の内側からでもアクセスできる、オンラインエンターテイメントの便利なソースだったが、それ以来、海外番組の多くが消えてしまった。というのも、両社が上場する前に著作権侵害行為をなくさなければならなかったからだ。

日本のアニメは中国の動画サイトで最も人気のあるジャンルの1つで、本日(原文掲載11月29日)、Tudouは12月から中国で60作品を超える日本アニメの「同時放映」する権利を獲得し、大きな一歩を踏み出した。放映作品には「NARUTO−ナルト」、「BLEACH(ブリーチ)」、「銀魂」などが含まれている。Tudou にアニメ作品があまりないと言っているのではない。すでに多くのエピソードがアーカイブに収められている。だが今回の新たな合意で、番組が日本で放映された1時間後には中国語の字幕付きでTudouでストリームされることになるのだ。Tudouの発表で、COOのEvelyn Wang(王祥芸)氏は次のように語っている。

「日本の主要アニメ制作会社や配信企業との提携により、質の高いアニメコンテンツのための持続可能なソースが得られ、中国のアニメ市場において、Tudou がトップの地位を強化できると期待している」。

読者の中には、Tudou が最近日本のアニメ以外にもアメリカからディズニーのアニメ映画「カーズ2」の配給権利を獲得したことを思い出す人もいるだろう。

【via Penn Olson】 @pennolson

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