中国でのApple人気、増え続ける人民元での販売ダウンロード数

SHARE:

【翻訳 by Conyac】 【原文】

中国のApp Storeが人民元でアプリの販売をしているというニュースから話を始めよう。国内で広く流通しているバンクカード・デビットカードが利用可能なおかげで支払がとても簡単になっており、中国でのダウンロード数は増えるだろうと考えていた人も多い。だが、実際にダウンロード率はどのくらい増加したのだろうか。

モバイルアプリ調査会社のDistimoは、中国の人気アプリトップ100を分析して、新たな決済システムが導入された前の2週間前と、導入された後の先週分のデータを比較した。その結果、ダウンロード数が40パーセントから80パーセント増加していることが分かった。中国のダウンロードの絶対数は分からないが、最初の一週間を見る限りその成長率には十分期待できそうだ。

Appleは、2011年には公認のアップルストアとiTunes storeを刷新を通して中国に力を入れた。Apple ブランドに夢中になる中国人が多くなればなるほど、中国人デベロッパーは中国では成功が難しいと思われていた「中国の Angry Birds」を作り上げていく大きなチャンスを得ることになる。

中国で増加する富裕層は、マクドナルドでセットのメニューをアップグレードするような感覚で、iPhone 4のアップグレードを行ったり購入をしているということも分かった。今年7月にiPhone 4モデルを持っていた中国のiPhoneユーザーは83.4パーセントもいた。またAppleのCEOであるTim Cook氏は、Appleの総売り上げのうち16パーセントを中国が占めていると述べた。中国がAppleにとって重要な資金源になっていることがわかる。

中国におけるApple 普及の波に乗ることは、デベロッパーや販売代理店はもちろんのこと、海賊版にとってすら、そこそこ良いお金が稼げる良いアイデアだと言える。

【via Penn Olson】 @pennolson

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する