LinkedInがインドネシア語、マレー語、朝鮮語に対応

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【翻訳 by Conyac】原文

アップデート:なぜLinkedInが、インドネシア語、マレー語、朝鮮語の3つを選んだのかを尋ねた。

マレーシア、インドネシア、韓国は、アジアにおいて急速な成長を遂げる地域の代表格で、我々がサービスを提供することで、それぞれの地域のビジネス・プロフェッショナルが、自らのアイデンティティとネットワークを築き上げていくことを非常に嬉しく思っている。今回の3つの言語の追加は、世界で増えゆく我々のメンバーに、LinkedIn がよりよいユーザ体験を提供できるように進めている戦略の一つだ。これらの地域のメンバーから得られる知見は、おそらく、世界中のユーザに役立つものだと考えている。

LinkedInはまた、各国におけるユーザ詳細を我々とシェアしてくれた。

  • インドネシアには80万人以上のプロフェッショナル(ユーザ)がいる
  • 韓国には30万人近くのプロフェッショナル(ユーザ)がいる
  • マレーシアには70万人近くのプロフェッショナル(ユーザ)がいる

LinkedIn は、既に世界中で1億3500万人ものユーザを獲得している。うち2000万人はアジアのメンバーだ。シンガポールと日本のオフィスを開設後、 LinkedInは真のグローバル企業になるべくさらに強い攻勢をかけ、今日、アジアの現地言語、インドネシア語、マレー語、朝鮮語の3ヶ国語をさらに追加した。

これら3つの新たなエリアを追加することで、LinkedInは14の異なる言語でのサービスを展開することになる。実際に、アジア太平洋・日本地域の取締役副社長である Arvind Rajan 氏は、本ニュースについてのブログ記事をLinkedInの公式ブログ上にて昨日投稿している。彼はこのように述べている。

新たに3つの言語でサービスを開始することで、LinkedInに参加するさらに多くのビジネス・プロフェッショナル(メンバー)をサポートしていくことが可能になる。現地言語が利用できることで、それはその地域のLinkedInのメンバー数の増加に繋がり、コミュニティ全体のユーザ体験を向上させることができるのだ。アジア太平洋地域のメンバーの数は伸びており、我々はLinkedInがここで大きな成長のチャンスを得ることができると確信している。

もちろんアジアは、ローカライズを狙う企業にとっては巨大なチャンスが眠っている地域である。とりわけ、LinkedInがいつ中国語でサービスを展開し始めるのかを聞き出すために、しつこくその質問を何度か問いかけているのだが、 LinkedInからの確かな回答はいまだ得られていない。その一方、中国でLinkedInのライバルにあたるTianji(天際網)は、自分たちのネットワークは急激に拡大しており、国内だけでも毎月10万もの新規ユーザーを獲得していると述べている

LinkedInの成長がTianjiのものほどではないと仮定した場合、そのニュースはLinkedInに、中国での堅実な成長計画を立てる上で、いくらかの圧力をかけたであろう。そのため、中国内でブロックされずに運営できる数少ない海外サイトの1つとなるであろう LinkedInは、中国を注意深く調査中であると考えられる。しかし、いつその計画を実行するのかということはいまだ不明である。

いずれにしても、韓国、マレーシア、インドネシアにとってはうれしいニュースだ。自国語で新しいLinkedInサイトをぜひ楽しんでもらいたい。このニュースで少し気になったのだが、シンガポールではLinkedInページをシングリッシュ対応にして現地化するのかどうかということ。残念ながら、実現化は難しいだろうね!

【via PennOlson】 @pennolson

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