飲み仲間をつなげるクローズドなソーシャルネットワーク「Sakebii」 [Startup Asia Singapore]

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

この記事は、Penn Olson初のテックカンファレンスであるStartups in Asia (シンガポール) における特集記事の一部となる。このイベントについての特集記事一覧。RSSフィードはこちらをクリック。

私が過去に最も酒を飲んでいた時期が Facebook の時代と重ならなかったことは、おそらく幸運であったといえるだろう。飲み会を頻繁に行うことで、恥ずかしい情報や写真がシェアされてしまうことがあり、それは時に問題となる。

日本を拠点とする Sakebii は、最優先と考えられる飲み友達のみを含む制限付きでクローズドなソーシャルネットワークを作り出すことでこの問題 を解決しようと考えている。もし、最も優秀な小道具に賞があったとすれば、テキーラボトルをプレゼンのステージに持ってきた Sakebii が獲得するだろう。

名前の由来は日本語の酒(もちろん、酒 = ライスワインのこと)と「叫ぶ」から来ている。創始者の梅 澤亮氏は、Sakebii は30名の友達から成るネットワークで、飲み友達の人数を考慮したとき多くの人々にとってこの数が適度な人数であると思われる。ここから、飲み会に関する情報の共有などを簡単に行える。タイムライン機能もあり、ユーザーは自分のステータスをシャウトすることもできる。

多くの日本人ユーザーにとってFacebookの開放性が気がかりであるということを考えると、Sakebii の日本での未来は明るいと考えられる。梅澤氏は、日本人は飲むことが大好きで2009年には850万リットルものアルコール飲料が消費されたという。Sakebiのメンバーは、この数が増えることを願っている。もちろん、この企画が機能するためには、自分の飲み友達全員がそのサイトに存在する必要があり、それは非常に高いハードルだ。審査員 の一部は懐疑的ではあったが、これは「ノミニケーション」(飲み = ドリンクそしてそれにコミュニケーションを加えたもの)が一般的な日本では見込みのあるものと考えられるのではないだろうか。

Sakebiiのチームは、今のところ7名の生徒と2名のエンジニアによって構成されている。アルファテスト期間である今、このチームがテストをどれだけ楽しんでいるか想像せずにはいられない。彼らのプロモ映像もチェックしてみてほしい。特に内容がある動画ではないが、可愛らしく楽しさにあふれたものになっている。キャラクターは魚なのだが、これはもちろん飲み会ネットワークとしては適切なキャラクターと言えるだろう。

Sakebiiプロモーションムービー Short ver. from shunsato on Vimeo.

【via PennOlson】 @pennolson

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