IPOを申請してもなお中国に目を向けるFacebook

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

先日のFacebookのIPOを申請は、いまだ規制が掛けられている中国市場を進出市場のひとつとして捉えていることを示している。Facebookの中国進出に関する可能性について議論が尽きることはないが、昨年10月に担当者に尋ねた際は口を閉ざしていた。

だが先日のIPO申請において中国側は何度も表明している中で、このコメントが特に注目を浴びている。

Facebookはマーケティング、販売、製品の提供といったことに制限が掛けられている、あるいは実績がない新たな海外市場への進出を考えている。中国への進出も検討を続けている。だが、中国の市場は法的にもかなり規制が複雑で、現在まで進出を拒まれている。海外市場で継続し てサービスの提供や管理ができない場合は、ビジネスに影響を及ぼしてしまう。

さらに、Facebookや中国政府に対してうまく機能する「コンテンツや情報の管理」をしていく解決策が見つかるかどうかは分からないという。だが Zuckerberg氏やFacebookはその方法を積極的に探していると聞いているので期待がもてるかもしれない。

このIPO申請でFacebookのアジアでの成長についていくつかの重要な数値が浮かび上がった。過去2年間に渡る堅調な成長率を示し、 2011年終わりまでにはユーザー数は2億1,200万人に届いている(右図インタラクティブチャート参照)。言うまでもなく、インドとインドネシアはそれぞれおよそ4,300万人のユーザーを抱えており、世界的にも第2位、第3位のFacebookのマーケットを占めている。Facebookのユーザー全体の中でも最大の部分なのである。

インド(「IPO申請」での、インドについての記述)について言うと、Facebook Indiaはコンプライアンスレポートをデリーの裁判所に申請し、他のWeb企業21社とともに(Google、Yahoo、Microsoftを含む)、不快なコンテンツを削除するように求められた。BBCが伝えたところによると、Facebook IndiaやGoogle Indiaはその命令に従って複数のコンテンツを削除したとのことだ。

【via PennOlson】 @pennolson

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