360Buy(京東商城)のアプリDL数1000万件−目指すはモバイル経由の売上げ25%

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

中国で2番目に大きいB2CのECサイトである360Buyは、同社のモバイルショッピングアプリのダウンロード数が1000万件を突破したと発表した。

360Buyのアプリは、iOS、Android、Symbian、WP7、Web TVなどクロスプラットフォームで提供されており、スマートフォンやテレビで商品を閲覧しながら購入することができる。

同社のアプリは昨年の2月にリリースされたばかりだが、2011年の第2〜4四半期の間に中国ユーザーによるダウンロード数は倍増したという。

360Buyのユーザーはアプリを使用して買い物をする際、代金引換払いか、99BillやUnionPay経由でのオンライン決済のどちらかを選択することが多い。360Buyは、昨年Alibaba(阿里巴巴)が持つ競合支払いプラットフォーム、Alipayの使用を停止している

360Buyは、サイト売上げの20%〜25%はやがてモバイルアプリ経由になると予想しており、モバイルECサイトの更なる繁栄を見込んでいる。現段階でのモバイルアプリ経由の売り上げ数値は明らかにしていない。

1000万ダウンロードは、AppleのiTunesやNokiaの Ovi storeに加え、WandoujiaやAppChinaなどのAndroid appストアから集計された数だ。

信じられないことに、360BuyはGoogle Play(元Android Market)から同アプリを削除したようだ。中国企業の間で流行っているAndroid用アプリの‘.apk’を直接ユーザーに提供するか、前述のアプリストア以外のアプリストア経由で提供することになるため、ダウンロードデータを確認するのは難しい。

360Buyは2011年、高級ファッションストアを追加したり、ロシアの投資グループ「DST」から大口の資金を確保したりと積極的に動いた一年だった。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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