今週金曜日（20日）に開催される Startup Dating Salon には、Startup Weekend 台北の James Hill がやって来てくれることは既報の通りだが、あわせて、台湾屈指のスタートアップ2社を連れて来てくれることになったので、紹介させてほしい。

Gamelet（嘎姆擂台）

Gamelet は、2008年3月、Hsigin Cheng、Yenwen Feng、Chienyao Su の3人によって設立された、ソーシャルゲーム・プラットフォームを生業とする会社だ。マルチプレーヤー対戦を可能とするプラットフォームと、それにアクセスするAPIを提供している。

このタイミングで Cubie Messenger を出したのは、日本のLOUNGEのことを知って思いついたのだろうか。 ピボットの真相については、20日の機会にぜひ話を聞いてみたい。

・Cubie Messenger  (iPhone アプリ、Android アプリ）

以下は、4月13日に e27 に掲載された、Cubie Messenger に関する記事だ。

【原文】

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Draw Something（OMGPOP社のお絵描きアプリ。2012年3月後半に、Zyngaが買収。参考記事。）の大きな成功に続かんと、Gamelet（嘎姆擂台）の新たなアプリが多くのユーザの心を捉えている。台湾に本拠を置くスタートアップ Gamelet の Cubie Messenger は、iPhone や Android 用の Whatsapp や Line にも似たメッセージアプリで、リリースから1ヶ月で20万ダウンロードを記録した。（出典：中国語）

Cubie Messenger がブレイクした鍵は何だろう? Cubie Messenger は、Draw Something の機能が備わった Whatapp と考えてよいだろう。チャットしながら、お絵描きを楽しむことができる。絵を8色で描けるのに加え、アニメ・ステッカー、エモーティコン、音声メッセージ、マルチメディア・ファイル共有など幅広い機能を備えている。アプリ内広告は掲載されず、チャット機能は100ユーザまでのグループチャットが可能だ。すごい。

一つ驚いたのは、Cubie Messenger が、Facebook や Twitter などの既存のソーシャルネットワーク、それに、中国人の間で人気のある微博（Weibo）や人人（Renren）とも連携していないことだ。ソーシャルネットワークと連携すれば、アプリのバイラル効果を加速し、ソーシャル共有を強化できるのにもかかわらずだ。Whatsapp と違って、Cubie Messenger はスマートフォンのアドレス帳と連携しておらず、アドレス帳へのアクセスにあたってユーザに許可を求める仕様となっている。このことが、私には Cubie Messenger を使う上で違和感を生じた。アプリの使い勝手をより有機的にしようとしているチームに、今このことを指摘するのはやめておこう。

しかしだ、Cubie Messenger は、台湾、香港、マカオのアップストアのソーシャル・ネットワークカテゴリでは現在、1位にランクされている。iPhone 用と Android 用のアプリがダウンロード可能だ。

他に見逃している昨日があるとすれば、それは他のユーザと一緒に絵を描けるだけでなく、誰かが描いた絵を編集できるということだ。これは実に楽しいと思う。残念ながら、私の周りには Cubie を使っている人がいないので、共有機能をまだ試せていないのだが、誰か私と Cubie してくれる？

【via e27】 @e27sg

http://allthingsd.com/20120321/looks-like-zynga-just-bought-omgpop-for-200-million/