Baidu(百度)が独自のInstagramをリリース

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

中国の検索エンジンBaiduは、写真共有のアプリPhotoSolaを昨年11月に手に入れた。そしてとうとう、Instagram仕様のアプリを新たにブランド化し「Baidu MoTu」として生まれ変わらせた。新しくローンチされたアプリは、さまざまなフィルターで加工した写真をSina Weibo、Tencent Weibo、FacebookやTwitterで共有できる簡易なSNSになっている。

Baidu(NASDAQ:BIDU) が昨年行った中国スタートアップ企業PhotoWonderの買収(買収価格非公表)は、ソーシャルメディア市場参入に苦戦している検索・広告サービス企業である同社に新たな一面をもたらした。オリジナル版PhotoSolaアプリ(筆者も利用していたのだが)は既に姿を消し、入手不可となっている。

既存ユーザーが、再設計されたMoTuアプリに積極的に移行してくれることをBaiduは願っているはずだ。アプリは実は数週間前にローンチされたのだが、ひっそりと運用されている。よって、英語による報告記事はこれまで一切なかった。

もちろんBaiduは、若者間での同アプリの成功が昨年のようにヌードやポルノ写真ばかりのものに再びならないよう望むことだろう―せめて始めのうちだけでも―。

関連ニュースとして、Instagramは長らく待望されていたAndroid版を昨年ローンチした。ただ、iOSアプリで人気のSina Weibo同期サポートがAndroid版にないため、中国での使用は非常に限られている。

Baiduがスタートアップ企業の買収やアプリのリローンチに手こずっている間に、フィンランド企業Tudingは中国のスマートフォンユーザ400万人を獲得しているようだ。

BaiduのアプリMoTu(iOS/Android)は、同社ホームページより入手可能だ。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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