SalingSilangが「SXindeks」をローンチ:インドネシアのソーシャルメディアを分析

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

先日、SalingSilangのオフィスで同社の新しいソーシャルメディア分析プロダクトのSXindeksのプレビューを見ることができた。そのSXindeksがローンチした。ソーシャルメディアを追跡・分析する同サービスは、インドネシア市場だけのために構築されているという点においてユニークだ。インドネシアのブランドは、インドネシア人がソーシャル分野でどんな会話をしているのかを教えてくれるSXindeksを必ず歓迎するだろう。今のところ同サービスが分析するのはTwitter上での会話だけだが、Facebook上の会話も含むよう現在開発中とのことだ。

SXindeksはキーワードに基づいたリアルタイムのソーシャルメディア分析プラットフォームで、利用するブランドは誰が影響を与えているのか、コミュニティーの意見、ツイートされた数と時間などを知ることができる。また、バズワードがどの地域から発信されているのかを知るヒートマップもあるが、これはロケーションにタグ付けされたツイートのみがヒートマップに表示される。

SalingSilangのSXindeksによって追跡・分析された情報は、ブランドにとっては特に有益だ。会話が肯定的か否定的かを知る以外にも、ツイートの数や時間によって、Twitterのフォロワーと交流する一番いい時間帯を知ることができるからだ。ヒートマップから影響を与えている人達のいる主要な場所が分かり、それらの場所でさらなるオフライン活動をすべきだというヒントになるかもしれない。

SXindeksでは、1つのキャンペーンに複数のユーザを配置することもできる。管理者は、目の前にある問題に取り組む適任者をスタッフの中から1人選び、ある特定のツイートに対処させることも可能だ。そういう意味では、ソーシャルメディアはカスタマーサービスツールにもなる。

SalingSilangの共同設立者のDidi Nugrahadiに前回会ったとき、彼は長い間ビジネスプラットフォームを手がけたいと思っていたと語った。それがついに実現したようだ。しかもインドネシアだけに特化したソーシャルメディア分析ツールは(私が知る限り)他にはないので、大きな影響力をもったプラットフォームのようだ。

インドネシアでビジネスをしている人やSXindeksを試してみたい人は、こちらにアクセスして申請書を提出して欲しい

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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