Tencent(騰訊)のメッセージアプリの英名はWeChat、他言語もサポート

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

最近耳にした噂がまさに現実のものとなった。中国のソーシャルメディア大手のTencent(HKG:0700)は、同グループのメッセージングアプリのWeixinを海外ユーザー向けに英語の「WeChat」と改名した。

iOS(Androidやその他プラットフォーム対応はまだ未定)の新しいアップデートv4.0で明らかにされ、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、そしてポルトガル語のサポートも新たに追加された。東南アジアの言語が多く追加されたことは非常に重要な点で、Tencentの役員らが、特にモバイルインターネットの分野でインドネシアに焦点を置いていると耳にしている。

海外を視野に入れたWeChatアプリのその他の機能には、友達から友達へと写真を転送できる機能、お気に入りの連絡先に星マーク☆を追加する機能、メッセージに位置情報を追加する機能、フォントサイズのカスタマイズ、そして1日の出来事を綴る写真のストリーミングなどが含まれる。これらよりも注目すべき新機能は、「Circles」(写真右)と言われるGoogle+を真似たような機能で、Tencentはこれを中国のソーシャルネットワークQQなどにも追加したいと考えている。

つい先日、TencentのCEOであるPony MaはWeixin氏(いやWeChatだ)が、ユーザ1億人という大きな中間目標を達成したと語り、これによって同アプリは世界で最も大きなメッセージングアプリとなった。1億人のユーザのうち、一体何人がアクティブなのかは定かではない。

WeChatは昨年後半、海外ユーザーに向けて同アプリの英語版を展開し、ほぼ全ての国で電話番号もしくはSMSを通じて登録ができるようになった。数多く存在するグループメッセージングの競争相手の中の3社、Whatsapp、韓国発のKakaotalk、Xiaomi系列のMiliaoなどに競合するものとなっている。

最新版WeChatは、iTunes App Storeから入手可能だ。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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