Amazon Kindleの中国上陸は間近か?

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

Amazon Kindleの中国語ヘルプドキュメントが中国サイトにて発見され、中国進出の推測に拍車がかかっている。果たして Kindle の中国進出は近いのか、そして今回は本気なのだろうか?

Amazon China からのコメントは次のとおりだ。

「噂に関してはノーコメントです。そのドキュメントは現時点では削除されています」。

中国のKindleファンが酷い事実に心を打ち砕かれたのは初めてのことではない。2010年、人気のKindle電子書籍リーダーが中国で販売されるという噂が流れた。中国メディアが、中国国内販売の準備とも解釈できるKindleの中国名Jing Du(英語での意味はGolden Reading)が書かれたAmazon Chinaの内部書類を公表したからだ。そしてほぼ2年たった今も、Kindleの中国市場での販売は決定されていない。

Appleの最新の素晴らしい第2四半期の業績発表からもわかるように、中国はAppleにとって2番目に大きな市場だ。それはクパチーノに拠点をおく同社の収益および今後の成長の源であり、Amazonも早急にKindleシリーズを中国に導入する時期がきている。特に、Digitimes Researchが指摘するように、タブレット(iPadやその他のAndroidタブレットも含む)の増加が電子書籍販売に影響を出しているのだから。

市場には電子書籍リーダーを低価格で提供する中国企業がすでに多く存在する。例えば、ShandaのBambookやHanvonのWISEreaderは、北京のテクノロジー・コンサルティングのAnalysysInternationalの報告によると、昨年の第3四半期の中国電子書籍リーダー市場でそれぞれ19.6%、59.6%のシェアを獲得している。両社ともに昨年デバイスの価格を下げており、最も安価なモデルは499人民元(約79米ドル)で販売されている。

Amazon ChinaのWang Hanhua社長は昨年末、Kindleを必ず中国で販売する予定だがその正確なスケジュールはないと述べている。

【via Technode】 @technodechina

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