オンラインで授業計画を販売、70万ドルを稼ぐ幼稚園の先生

by Mashable Mashable on 2012.6.7

【原文】

Image by © Royalty-Free/Corbis

教職は儲かる職業だとは思われていない。だが、オンラインマーケットプレイスのTeachers Pay Teachersは多くの教育者にとってその認識を変えるものとなっている。

ジョージア州で幼稚園の教師をするDeanna Jumpは、教師が同業の教師に授業計画を提供できるるeコマース・スタートアップ「Teachers Pay Teachers」で授業計画を販売し、70万ドルの報酬を得た。

Teachers by Teachers の創業者 Paul Edelmanはニューヨーク市の公立学校で4年間働いた後に、このプラットフォームを築き上げた。

私は、教師が毎晩時間を費やして作った教材には価値があると思っていました。そこで、Teachers Pay Teachersというマーケットプレースの構築に着手したのです。Teachers Pay Teachers に参加している教師は、今ではかなりの額の追加収入を得ており、より質の高い教材を作り上げています。

Teachers Pay Teachers がスタートしてから2年間、このサービスを通じて授業計画を買う教師はまず個人で支払を立て替え、後から学校から精算してもらっていた。しかし、5月16日から Teachers Pay Teachers は購買注文オプションを設けたことにより、学校が直接、自校の教師のために複数の授業計画を購入することができるようになった。

Edelmanはこの新たな購買オプションにより、今後は学校が主な購入者になるものと見込んでいる。

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Teachers Pay Teachersでは、保育園から12学年までの授業計画に焦点を置いている。最も評判の良い科目は、英語や言語科目、理科、社会科、そして数学だ。

サイトに登録しているユーザは70万人で、うち10,000人は授業計画を売る方の教師である。Edelmanは売り手のうち、およそ6,000人が収入を得ていると見ている。Teachers Pay Teachersの手数料を差引くと、教員が授業計画を販売して稼いだ額は、現時点で700万ドルに及ぶ。

授業計画を販売する教師は、価格を設定したり、商品にタイトルをつけたり、ユーザのフィードバックをもとに授業計画を修正をすることもできる。ユーザはお気に入りの授業計画作成者をフォローすることもできる。例えば、前出の Deanna Jumpには12,000人のフォロワーがいて、彼女の新しい授業計画が掲載されると彼女のフォロワーに通知されるようになっている。

大抵の授業計画は5ドル〜10ドルで販売されているが、無料のものも多い。

授業計画を販売する教師は、Facebook、Twitter、Pinterestなどのソーシャル・メディアを利用している。Edelmanは、今ではTeachers Pay TeachersへのトラフィックはFacebookからよりもPinterestからの方が多いと語っている。

販売の93%はアメリカで、5%がカナダ、1%がオーストラリア、残りの1%はその他の英語圏だ。

授業計画を扱うマーケットプレイスは果たして良いアイデアだろうか? コメント欄で、ぜひ読者の意見を聞かせてもらいたい。

【via Mashable 】 @mashable


著者紹介:ゾー・フォックス

ゾー・フォックスは、2011年6月から、ソーシャル・グッド・チームのインターンとして Mashable に参加している。最近、ノースウエスタン大学のメッドヒル・ジャーナリズム・スクールを卒業した。タイム紙、モーメント・マガジン、エルサレム・ポスト紙での勤務経験がある。

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