もしあなたが私のように記憶力が悪く方向音痴なら、駐車した車を見つけるのに苦労した経験があるはずだ。駐車場の中をうろうろしたことが何度もある。これは無駄でしかなく、毎度ストレスやフラストレーションの種になっている。
今回、Dveteが開発したモバイルアプリ「Parking +」のおかげで、素早くそして簡単に駐車した車の場所を特定できるようになった。アプリは最近Apple App Storeでリリースされたばかりだ。
私の出身地であるシドニーでは、駐車メーターが切れると同時に車を移動しないと市が高い罰金を課してくる。駐車メーターの調査官は嫌われ者で、駐車のことで公共の場で喧嘩になることさえある。このアプリがあれば、もう時間通りに車を見つけられないことはないだろう。
アプリはどう機能するのだろうか?例えば、大規模な音楽フェスティバルがあり、来場者が皆会場周辺の道に車を停めたとしよう。残念ながら、あなたは会場から離れた場所に車を駐車する事になったが、その地域には詳しくない。そしてコンサートが終わるとすぐ、母親の誕生日ディナーに急がなくてはならない。そのため、念のため「Parking +」 を起動させて、ホンダなど自分の車種を選択する。あとは携帯電話が自動的にGPSを使って正確な位置を割り出してくれる。
後で記憶を呼び起こすために、メモを取ったり写真や動画を撮ることもできる。車へ戻らなければいけない時間のリマインダーとしてタイマーも設定できる。アプリ起動後は会場へと急げばよい。数時間後、心身ともに疲れを感じ、一刻も早く帰宅して休みたくなる。Parking+を使っておいたのは正解だった!アプリを起動させれば、帰りの最短ルートと時間を計算してくれるのだ。アプリが示す方向に従えば迷わず車に到着でき、母親の誕生日にも間に合うというわけだ。
このアプリを利用するには、ネット接続とiPhoneの「位置情報サービス」をオンにしておく必要がある。現在、同アプリはアウディ、ベントレー、BMW、ホンダ、三菱、マツダなど130の車種に対応している。また、英語、中国語、ドイツ語、フランス語を含む20言語で利用でき、iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPod Touch、iPadに対応している。
もし私のように方向音痴で、車を失ったりくだらない駐車違反罰金を払いたくないなら、ぜひParking +を使ってみてほしい。
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