中国のフラッシュセールサイト「FClub(衆尚)」がシリーズBラウンドで3000万米ドルを調達

SHARE:

【翻訳 by Conyac】 【原文】

ベンチャーキャピタルによるファンディングシーンが非常に不振な中国だが、フラッシュセールサイト「FClub(衆尚)」がシリーズB投資ラウンドで3000万米ドルを調達した。この巨額の第2投資ラウンド(2011年4月の第1回目のFClubへの投資額の3倍)はIDG Capital、Zero2IPO Capital、SK Capitalと共にIGCによるものだ。

この知らせは、FClub.cnの副社長であるYi Zongyuan氏が個人のWeiboアカウントに投稿したことで発覚した。同フラッシュセールサイトは、業界では「VIPセールス」と言われている。2009年7月にローンチされ、ミドル価格帯の服やアクセサリー、また高級な品もいくつか取り扱っている。1500以上のブランドと提携して商品を買い上げ、その後たった5日間でサイトの会員向けに売り切るというスタイルだ。

過去1年間にわたるFClubの成長に見られるように、第2ラウンドでIDGとZero2IPOが再度投資したことが幸先の良い証だったと見られている。ニューヨーク証券取引所で今年3月上場を遂げた中国のフラッシュセール・サイトVIPShopと似た道を辿っている。

先週、Zero2IPOのWang Lipeng氏は中国メディアに対し、この一筋縄ではいかないB2C分野におけるFClubの「確固たる位置づけと細部にまでいき届いた管理能力」を賞賛した。

FClubは自己報告で200万人の登録ユーザ数を誇り、うち40万人はアクティブユーザだという。500名もの従業員を抱えているが、これには倉庫・卸販売店の従業員も含まれる。上海に拠点を置き、広州と香港にもオフィスを構えている。

[出典: Donews – 中国記事より]

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する