Carrefour Indonesiaがeコマースに参入、ショッピングの仕方を変革することを目指す

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

小売業者の大手Carrefour Indonesiaが、自宅からの快適な買い物を可能にするオンラインショッピングのプラットフォームを開始した。店舗に出向いて商品を受け取る必要はあるが、それでも買い物の大幅なスピードアップになる。

このプログラムは「Carrefour Click & Drive」といい、顧客は食料品の買い物を5分で終えることができると同社は主張する。現在、フラッグシップ店のCarrefour Lebak Bulusでのみ利用可能だ。

インターフェースは、ウェブサイトで選択した商品カテゴリーの中にある商品を閲覧できる簡単なもの。欲しい商品を選択し、ショッピングカートに追加、受取人と時間枠の手配をして支払いをする。ただし、パンやフルーツなどの生鮮食品はオンラインで買うことができない。

購入した食料品を受け取りに行くと、Carrefourのeコマースチームが受取人のIDで本人確認を行う。CarrefourのオンラインマーケティングマネージャーであるAdrien Barthel氏の説明では、チームは専用エリアでオンライン顧客に対応し、顧客はそこに簡単に駐車できる。以下が専用エリアの写真だ。

支払いシステムに関しては、Mega CarrefourカードまたはVisaかMasterカードを使ったクレジットカードにのみ対応している。将来的には支払い方法の選択肢を増やすことを検討しているという。配達システムの採用については、まず現在のシステムを改良することに主眼を置き一歩ずつ改善していきたいと答えた。さらにAdrienは次のように語ってくれた。

「Carrefour Groupは、同様の仕組みをフランス、ベルギー、スペインで展開しています。ヨーロッパのClick & Driveサービスはお客様の間でとても好評です。技術的な話をすると、現在私たちが使用しているシステムはインドネシア事業用に特別に設計されたものです。この種のClick & Driveサービスはアジアでは初です」。

続けてAdrienは、アジアでこのサービスをベータ版展開する場所にインドネシアを選んだ理由を説明した。

「インドネシアはオンライン業界が急成長している国です。私たちは2011年にウェブサイトをリニューアルしてカタログと広告を表示するようにし、ソーシャルメディア活動でもトッププレイヤーの1つになりました。Carrefour IndonesiaのFacebookページには76万人以上の活発なファンを抱えています。この最終段階として、お客様にオンラインショッピングの体験を提供することで、オンラインファンと私たちの本体業務を結びつけたのです」。

注意点として、CarrefourはGoogle Chromeとの相性が良くないようだ。Chromeを使ってサイトへの登録を試みたところ、認証のためのcaptchaシステムの文字が表示されなかった。反して、Firefoxではcaptchaを問題なく使え登録できた。Adrien氏のChromeでは問題ないようだったが。彼らはこの問題について現在調査中である。

オンラインショッピングプラットフォームはトレンドのようだ。数週間前、日本のインターネット企業DeNAは、スーパー西友と共同でオンラインショッピングサービスの構築計画を発表したばかりである。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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