「君は次のSteve Jobsになれるか?」インドネシアの起業家を大きく成長させるEndeavor Indonesia

SHARE:

【翻訳 by Conyac】 【原文】

Endeavor Indonesia [1]は、強い影響力を持つ国内起業家のポテンシャルを解放する活動をする非営利団体だ。では、「強い影響力を持つ起業家」とは、実際はどのような起業家のことだろうか?Endaevorによると、業種を問わず、高い成長性が証明されたビジネスモデルを持ち、少なくとも100万米ドル規模の収益があることが条件だという。テクノロジー分野における起業の場合、収益のみならずビジネスモデルの価値も重視される。EndaevorのCEOであるSati Rasuanto氏は、Instagramのビジネスモデルを例にとってこう説明する。「ある日の収益が0ドルでも、その翌日に10億ドルになることはあります」と。

では、Endeavor Indonesiaに参加することで起業家は何を得られるのか?得るものは多い。起業家に200万米ドルの収益がある場合、Endeavorはその収益を10倍の2000万米ドルまで引き上げるとSati氏は語る。会員には、メンターとして国際ネットワーク、顧問機関、世界規模のコネクションを提供する。さらなる詳細はここで見ることができる。また、世界のEndeavor会員の中からテック起業家の例を紹介しよう。

Guibert Englebienne氏:アルゼンチンのGlobant社 – 選抜以来、1,067%の仕事量増加
Marcelo Romcy氏:ブラジルのProteus社 – 選抜以来、1,556%の収益増加

Endeavorは、インドネシア国内で同じような成功例を生み出そうとしている。応募者はEndeavorの厳しい選抜プロセスを受けることになる。下記のビデオで選抜プロセスを紹介しよう。注意:Endeavorに認められるのはとても厳しい。ハーバード大学に入るよりも難しいだろう。[2]

ユーモアのあるMalesBanget.comのようなシードファンディングを終えたスタートアップ、また過去2、3年に堅調に成長するビジネスモデルを持つスタートアップには応募格がある。現在、Endeavor Indonesiaは推薦に基づいて企業選抜を試みている。[3]

Endeavor Indonesiaに選抜される3つの主な条件は次の通りだ。

• ビジネス革新 – 業界の従来のやり方を一変させる可能性を秘めたビジネスモデルであること。
• Endeavorへの適応力 – 起業家はEndeavorのフィードバックやアドバイスを柔軟に受け止め、最終的にEndeavorに貢献することが望まれる
• 価値観、倫理観 – 起業家は信念を持って社会を奮起させ、貢献する役割を担う必要がある。

Endeavor Indonesiaは、2012年2月に設立されたアジアで最初のEndeavorプログラムだ。インドネシア展開の中心には7人の取締会メンバーがおり、インドネシアで名高い実業家のCiputra、資産グループCiputra Developmentのオーナー、資産運用グループGunung Sewu KencanaのHusodo Angkosubrotoなどで構成されている。

しかし、気をつけてもらいたいのは、Endeavor Indonesiaは地元の起業家のみ受け付けるということだ。Endeavor Indonesiaについてのさらなる情報は、[email protected].へ連絡を。


1. インドネシア版のウェブサイトはまだ完成していない。Endeavor Globalにアクセスすればもっと詳しい情報が得られる。
2. Endeavorの年刊リポートによると、2010年1月から2011年6月の間に、Endeavorが候補者6,171組から入会許可を出したのはたった2.1%にすぎないという。2012年のハーバード大学への入学許可は12%だった。
3. この段落は、記述のあるテック企業の例はTech in Asiaによるもので、Endeavorからのものではないということをはっきりさせるため、改訂されている。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

BRIDGE Members

BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。
  • 会員限定記事・毎月3本
  • コミュニティDiscord招待
無料メンバー登録