[インタビュー]Fleelancer、インドネシア版のリリースと過去最大となる投資を語る

by Tech in Asia Tech in Asia on 2012.11.15

【翻訳 by Conyac】【原文】

最近、Fleelancer.comはインドネシア版Fleelancer.co.idを開始した。同社は現在、インドネシア語のサポート、現地カスタマーサービスチーム、コンシェルジュチーム、現地通貨のサポートを提供している。Freelancerはインドネシアで今年末までに10万人のユーザを、来年には40万人のユーザ登録を目標としている。現在のところ、インドネシア人ユーザは世界にいる400万人のFreelancer.comユーザのうち、わずか1.5%を占めるにすぎない。この主な理由としては、インドネシア語のサポートがなかったことが挙げられるが、こちらは現在使用可能となっている。

Freelancerのインドネシアで展開について詳しく学ぶため、同社業績部門の統括責任者であるWillix Halim氏と話した。また、Freelancer.comユーザからアカウントや報酬支払いの停止についていくらか不満も耳にしており、その問題についても彼に質問した。

今までインドネシア語をサポートしてこなかったことは、Freelancerユーザをひきつける障害であったとお考えですか?

Willix氏:インドネシアの大学卒業生たちは、すでに英語に精通しているはずです。インドネシアには7万人のフリーランサーがいますが、英語に困っている人はいません。インドネシア語のサポートは、英語を話せない起業家に向けたものだと思います。(例えば)繊維工業の起業家で英語をあまり話せない場合などが、インドネシア語版を提供する理由です。フリーランサーは皆、確実に英語が話せると思っていいでしょう。

求人募集はインドネシア語で書かれますか?

Willix氏:Freelancer.co.idには2つの求人欄があります。1つはインドネシア語で、もう1つは英語です。そのため、インドネシアの人々は英語で書かれたプロジェクトに引き続き入札できます。地元の求人募集以外にも、世界中からの求人がフリーランサーにより多くの機会を与えています。

インドネシアにオフィスはありますか?

Willix氏:残念なことに、私たちはここに物理的なオフィスを構えておりません。数ヶ月のうちに実現するつもりではいます。この地で本当に事業を展開したいから。インドネシアの可能性を心から信じています。私はインドネシアに生まれ、何か大きなことがここで起ころうとしていることは確かです。Facebook、Rocket Internet、楽天までもインドネシアに進出してきています。ここがテックブームが起きる場所なのです。

インドネシアでの決済システムはどのように構築するつもりですか?

Willix氏:今は、クレジットカードでルピアを入金することができます。残念ながら、PayPalはルピアに対応していません。また、HSBCから国内のどの銀行にでもお金を送金することができます。Permata、Bank Mandiri、KlikBCAなどの地元の銀行に連絡をとり、それらの銀行と提携したいと思っています。提携できれば、お金の引き出しと入金がとても簡単になります。

インドネシアは、私たちにとって最大の投資先です。今では、フィリピンのタガログ語、スペイン語やドイツ語などを含む10ヶ国語に対応しています。トルコもです。来月、トルコでサービスをローンチする予定です。

インドネシアのフリーランサーにとって、最も見込みのある仕事は何でしょう?

Willix氏:ウェブサイト作成、検索エンジンマーケティング、eコマースでしょう。インドネシアにもたくさんの中小企業があると思っています。前にも言ったとおり、2009年〜2010年に設立された企業の99.9%が中小企業で、そのほとんどの企業がウェブサイトの作成方法を知らないのではと思います。

多くの産業はデジタル化されています。まだであれば、それも今後デジタル化されていくでしょう。ウェブサイトの作成、ウェブサイトへのトラフィック誘導、そしてこれらすべての仕事がインドネシアに舞い込むでしょう。これが、私たちの期待していることです。

プレスカンファレンス当日、多くの地域でアウトソーシングに反対する労働ストライキがありました。そして、このサービスがアウトソーシングのためのプラットフォームだと発表されました。それについてどう思われますか?またインドネシアの経済についても。

Willix氏:実は恐怖を感じていました。タイミングがタイミングなので陰謀なのではないか! とすら。というのは冗談。インドネシアのGDP(PPP)は世界で16位で成長し続けています。インドネシアはブラジル、ロシア、インドそして中国と同じくらいに成長します。おそらく10年後ぐらいにはそうなっていると思います。

アウトソーシングに対するストライキですが、これは私たちの活動とはまったく違うものです。私がFreelancer.comで強調しようとしたことは、インドネシアのフリーランサーがどうしたら10万米ドルを稼ぐことができるかということです。私たちは、起業家にも力を与えようとしています。(労働者が)直面している問題は、Freelancer.comには存在しません。自宅でも働けること、母親でありながらも仕事ができること、事業をデジタル化することで会社がさらに発展するというような便利さを提供しているのです。

それでは、安い労働力ということではないのですか?

Willix氏:安い、とは相対的ですよね?アメリカでは、ウェブサイトの制作が200米ドルなら安い。でもインドネシアでは200米ドルと言えば大きい。仕事も3日で終えられる。だから、実質的には月に2,000米ドルを稼ぐことが簡単にできるのです。そして2,000米ドルと言えば、本当にいい額です。だから、私たちのいうアウトソーシングは異なることなのです。

サイト上での不法な仕事についてはどうでしょうか?

Willix氏:掲載された仕事が合法かどうか、私たちはきちんとチェックし追跡しています。1日に3,000~4,000件の仕事が掲載されますから、その1件1件を仕分けるのがいかに大変かお分かりになるでしょう。ですが、私たちはそれをやろうとしています。Freelancer.co.idに関しては、「xxx」系プロジェクト(違法ポルノ系ドメイン)を削除するようエンジニアに伝えてあります。今、私たちは非常に広範囲にわたってサービスをチェックしています。これは継続的なプロセスです。

以前私の投稿に、あるFreelancer.comのユーザが慌ててアカウントが停止された旨を書き込んできたことがあるのですが、アカウント停止が起きる理由を教えていただけますか?

Willix氏:アカウントは様々な理由から制限(Freelancerの停止条件)を受けることがあります。一つには偽名の使用があります。記事を読みましたが、その人はアカウントに偽名を用いていたと考えられます。名前そのものと彼の使う偽名の間に違いがあったからです。何らかの危険があったのかもしれません。

ですがアカウント制限は一時的なものです。そのため、ユーザ確認と詐欺行為防止のために身分証が必要となります。解決には2~4日かかりますが、その後は自由にお金を引き出すことができます。

私たちは、オーストラリアのマネーロンダリング禁止法を遵守しなくてはなりません。いくつか違う名前を持つようなユーザ、この場合はその記事にコメントをした人などの間に何かが起きている場合、ユーザは制限されます。

他の非英語圏の国におけるお金の引き出しはどのくらい難しいのでしょうか?

Willix氏:インドでは、地元の銀行に誘導することで早急にお金を引き出せるようにしています。ですから、2~3日でお金を受け取ることができます。PayPalとMoneybookersは私たちが利用している決済サービスの主要な取引先ですが、残念ながら、ルピアには対応していません。私たちが提供しているFreelancerのデビットカードでもお金の引き出しはできます。また、MasterCardが提携しているATMでもお金を引き出すことはできます。すべてがうまくいけば、ユーザの約99.7%には上手く機能していますが、7日以内にはお金を受け取ることができます。

なりすまし犯罪についてはどうでしょうか?私たちの読者のなかには、Freelancerに個人情報を提出するのを躊躇する人もいます。

Willix氏:そのようなことは絶対にありません。そのようなことを発見すれば必ず削除されます。私たちは、プロセスが可能な限り安全であることを確認しています。ですから、なりすまし犯罪は絶対にありません。大事なことは、私たちが確実にお金をきちんと正しい人に送りたいということです。

そのような苦情の対応や、フリーランサーを支援するための、インドネシアのカスタマーサービスチームはどのようになっているのでしょうか?

Willix氏:インドネシアには今、インドネシア語によるライ[email protected][email protected][email protected][email protected][email protected]で会話ができます。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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