ソーシャルメディア戦略賞を受賞した、旅行サイト「Wego Indonesia」

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【翻訳 by Conyac】【原文】

旅行サイトのWego Indonesiaは、火曜日、香港で行われたソーシャルメディアに特化したEye For Travel Awardsでベストソーシャルマーケティング戦略賞を受賞した。シンガポールを拠点とする航空マーケティング戦略会社SimpliFlyingのCEOであるShashank Nigam氏は賞の審査員を務め、選考についてこうコメントした。

「Wego Indonesiaは、インドネシアの旅行者の考えに対してとても基本的な挑戦をしました。それは、インドネシアにはバリ島やロンボク島以外にも旅行先が多くあるということです。」

私たちは、Wego IndonesiaのマネージングディレクターであるGraham Hills氏に、同チームが行ったソーシャルメディア戦略の受賞のポイントについて話を聞いた。同氏によると、Wegoのインドネシアでのローカリゼーションへ向けた努力が受賞に至った主な勝因であると言う。同社は、「Travel Editor’s Desk」という同ウェブサイトの旅行ブログに寄稿する4人のライターから成る編集チームおよび、ソーシャルメディアに精通したコミュニティマネージャーを2人雇った。

彼は、チームが行った3つのソーシャルメディアキャンペーンについて語ってくれた。

1. トラベルフォトコンテスト – これがインドネシアだ!

Wego Indonesiaは「これがインドネシアだ!」というキャンペーンを行い、ファンが個人的に撮影したインドネシアの写真で、最高のものをアップロードするよう呼びかけた。6,500枚以上もの写真が投稿され、それらはギャラリーにまとめられ、Wegoのソーシャルメディアチャンネルにおいて今後インドネシアの旅行先のプロモーションに使用される。そして、5名の受賞者は、Wegoインドネシアのコミュニティマネージャと共にWakatobi島へ5日間の小旅行を行い、写真を撮影した

2. Vaastuビデオ

Wego Indonesiaは、国内の旅行や探索をもってしてもらうため、Vaastuと呼ばれる旅行ビデオを、ジャカルタのHifatlobrain Travel Instituteと共に作成した。Vaastuとはサンスクリット語で「方向」を意味し、このビデオはVimeoやYouTube上のトラベルグループページやソーシャルメディアチャンネルで公開された。このビデオは何千回も再生され、Wegoファンから良いフィードバックを得られた。

3. Facebookマイルストーンキャンペーン

同チームは、Wego IndonesiaがFacebookページで25万人ものファン数に達したことを記念に、ファンが自身の飛行機での珍しい体験を共有するキャンペーンを開催した。賞品は、バリ島への無料旅行ご招待だ。応募された投稿はさらに、PRの目的や「Travel Editor’s Desk」のストーリーのために使用される。

現在、Wego IndonesiaのFacebookページには、約28万ファンが、また同社Twitterページには1万人のフォロワーがいる。

数ヶ月前に作られたWego Indonesiaのビデオで、チームのソーシャルメディア戦略についてチェックできる。これはWITovation Awardsの「uber social」のカテゴリ向けに作成された。また、同チームは、そのイベントのファイナリストにも選ばている。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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