インタレストベースのソーシャルネットワークDouban(豆瓣)はどうやって収益を得ているのか?

by TechNode TechNode on 2013.1.28

【原文】

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望もうがそうでなかろうが、インタレストベースのソーシャルネットワークDoubanはいくつかの数字を公開した。もし、昨年9月に主力のエンジニア数人が辞めたというニュースがなければこれは公表されなかったと思われる。

それら従業員は自分たちの事業を立ち上げるために辞めたことがわかったが、この問題でDouban(豆瓣)の経営陣は2012年の収益の推定を公開し、メディアを黙らせなくてはならなかったのである。8000万元(1300万ドル)は大きい数字には聞こえないが、問題はないようだ。なぜなら、人々は常にDoubanがまったく収益を上げていないのではないかと疑っていたからだ。

2012年9月の時点で、Doubanは6200万人の登録ユーザを抱えていた。未登録でDoubanユーザのコンテンツを読むだけのユーザを合わせると、毎月のユニークビジターは1億人、1日あたりのページビューは1億6000万となる。これは中国の標準を考えると大きな数字ではまったくない。

けれども、Doubanは数字を水増しするような他の中国の競合企業とは違うようだ。2005年に設立されたDoubanは、ユーザ作成型の質の高いコンテンツとニッチなユーザグループといった極めて貴重なものを持っている。

2012年の終わりが近づく中、どこからどうやってDoubanが8000万の収益を引っ張り出すことができるのかいくつか推測してみよう。

eコマース取引の手数料

GoodReads同様、書籍の読者のコミュニティとしてスタートしたDoubanは、ユーザをDangdang、Amazon China他のオンライン書籍小売店に誘導する際の手数料で初めて利益を得た。同社の設立者兼CEOのYang Bo氏によると、2006年、その比率は取引額の1割にも満たなかった。現在の売り上げは、総額2億元(3200万ドル)に達し、1年間のオンライン書籍の販売額の相当する。

後に同ウェブサイトには映画、音楽、ローカルイベントのような他のカテゴリーのコンテンツも加え、委託料をベースにしたビジネスを展開した。5月にリリースした新しい機能では、Doubanの映画ページで直接映画のチケットを購入できる。つまりDoubanが売り上げの分け前を取っているというわけだ。

つい最近、Doubanはその領域をあらゆるところに広げようとして、様々な商品を扱うページをリリースした。つまり、ユーザがアップロードできるのはもう映画、音楽、書籍、オンライン/オフラインのイベントに限られない。すなわち、アプリやちょっとしたスナック菓子や生活のあらゆるものであっていい。

書籍や映画のページ同様、ユーザ向けに、ユーザの好き嫌いの度合いを示すスペースを設けている。Doubanにとっては、販売可能な商品であれば売り上げの一部を受け取る可能性があるわけだ。同社は、オンラインストア、Amazon China(亜馬遜)、Taobao(淘宝)、化粧品のページなどに短期間化粧品アイテムのリンクを入れてテストした。

同社のCEOが(中国語でのこのメッセージのように)様々な場面で認めているように、書籍のコンバージョン率は高い。映画チケットの売り上げも急速に伸びていると思われる。

ブランド・キャンペーン

2009年にCPM型の的を絞ったディスプレイ広告が導入されて、2010年には主要な収入源となった。

そこに至るまでにDoubanはXiaozhanやDouban FM内広告、音楽ラジオの製品を含むブランド用のソーシャルマーケティングソリューションを打ち出した。Xiaozhanはテーマ別のサブサイトでFacebookページのような機能になっている。(その通り、RenrenのXiaozhanと呼ばれているものはコピーだ)。

現存するスポンサー200社はどれも有名ブランドだ。Doubanはユーザの関心や満足度に基づいた広告ソリューションを提供すると約束している。少なくともこれらのマーケティングキャンペーンは十分練られているように見える。

ほとんどの広告はCPMベースだが、オンライン衣料品販売店VanclはかつてDoubanで取引ベースのキャンペーンを行なったことがある。

電子書籍販売

電子書籍ストアDouban Readが5月にローンチされ、当初は1作品1.99元(30セント)で短い記事を出版、販売する目標だった。Doubanは売り上げから30%を取る。

これはまもなく本格的な電子書籍プラットフォームとなり、従来の出版社、サードパーティーオンライン出版社等の電子書籍や雑誌が販売された。簡体字中国語のJ.K.Rowlingの最新作や中国国内の文学賞を受賞したばかりの作品等を含む電子書籍限定版もそうだ。価格が高騰しているが、収益の共有率はわからない。

ごく最近、同社は翻訳プログラムを始めた。これは翻訳者に対して5000元、プラス売り上げ1件につきその20%を提供する、というものだ。

Douban Read(豆瓣閲読)の本はウェブ、Android、iOS上で購入することができ、Kindleに送ることも可能だ。決済はAlipayを利用することになる。

同社の創業者は、新しいプロダクトに投資するのをやめたらいつでも収支はとんとんになるといつも話している。Doubanはこれまでに資金調達を3ラウンド行っており、従業員を300人抱えている。

【via Technode】 @technodechina

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