2013.2.1

インキュベイトファンドが スタートアップのデザイン面を支援する「Design Fellows Program」を開始

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design how it works

Startups, This is How Design Works」は、スタートアップにおいてデザインがどのように重要かについて書かれた素晴らしい記事だ。Sd Japanでも以前、「デザインはスタートアップの成功にどの程度影響するのか?」という記事を紹介しており、スタートアップの成功において、デザインはその重要性を増している。

しかし、実際スタートアップは、リソースが足りずデザインへの配慮ができない、優秀なデザイナーを雇うだけの余裕がない、たとえデザイナーがいてもデザインの多くをデザイナーに任せすぎてしまうなど、様々な課題を抱えている。

そんなスタートアップが抱えるデザイン面での課題を解決すべく、ベンチャーキャピタルであるインキュベイトファンドが新たなプログラム「Design Fellows Program」をスタートさせる。

Design Fellows Program とは

「Design Fellows Program」は、インターネット及びモバイルのスタートアップへの投資・育成に特化した独立系ベンチャーキャピタルであるインキュベイトファンドが始める、スタートアップとデザイナーのコラボレーションを促進するために設けられた新たなスタートアップ支援プログラムだ。

起業家精神を備えたデザイナーがインキュベイトファンドのメンバーとして、以下の二点の活動を実施する。

  • ・スタートアップに対するデザイン面を主とする事業開発支援
  • ・スタートアップとデザイナーのコラボレーションを促進できるようなコミュニティ活動

なぜデザインの支援を開始するのか

近年、スマートフォンやタブレットなどの端末の普及、ソーシャルメディアなどのツールの浸透を背景に、ユーザとスタートアップを取り巻く環境は大きく変化している。

インキュベイトファンドは、スタートアップの事業開発と、サービスの成長において、デザインの重要性が今後さらに増していくものと考えている。米国では「デザイナーはスタートアップにとって最も重要な役割の一つである」という認識が浸透しており、多くの才能にあふれたデザイナーがスタートアップの一員として活躍しています。日本のスタートアップにおいても、経営の現場でデザイナーがその才能を発揮しながら、事業づくり、そしてサービスデザインに挑戦できる環境を作りたいと考えているそうだ。

インキュベイトファンド代表パートナー兼、Design Fellows Program担当の和田圭祐氏はこう語る。

incubate fund wada

インキュベイトファンドは2010年に設立してからの直近三年間で、四十社ほどの創業を支援してきましたが、その事業開発のプロセスの中で、経営におけるデザインの重要性、そして、チームにおけるデザイナーの重要性を、日々痛感していました。起業家とデザイナーが志を同じくしてお互いの才能を融合させて生まれる化学反応は、より力強くスタートアップを成長させると信じています。

今後の活動を通して、起業家精神を持つデザイナーの活躍の場と機会を増やすことで、起業家の成長可能性を引き出していきたいと思います。インキュベイトファンドは、これからも事業創造の現場に立ち続け、スタートアップに必要なものを深く理解した起業家にとって最高のパートナーであるべく、ベンチャーキャピタルとして進化していきます。

Design Fellowとして、同プログラムに関わるのは、千葉工業大学工学部デザイン科学科を卒業している藤原由翼氏。同氏は大学を卒業後、楽天株式会社に入社し、今年に入って退職。楽天(株)にて、インフォメーションアーキテクト、UXデザイナーとしてサービスのリニューアルや新規立ち上げプロジェクトを担当していた人物。

「Design Fellows Program」に関心がある方は、インキュベイトファンド担当者の佐々木氏にコンタクトを。インキュベイトファンドの活動が知りたいという方は、以前Sd Japanでレポートしたこちらの記事をどうぞ。

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Junya Mori

Junya Mori

モリジュンヤ。「greenz.jp」編集部を経てフリーに。「THE BRIDGE」では編集記者として編集、取材、執筆を行う。日本、アジアを中心にテクノロジー系スタートアップの情報を発信。 BlogTwitterFacebookGoogle+

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