2013.2.13

「Kalibrr」がスタートアップアクセラレータY comibnatorにフィリピンスタートアップとして参加

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【原文】

kalibrr-logo

シリコンバレーに拠点を置くスタートアップアクセラレータの先駆者、Y CombinatorがフィリピンのスタートアップKalibrrをプログラムに受け入れ、これによりKalibrrはY Combinatorプログラムに参加するという功績を達成した初めてのフィリピンスタートアップとなった。

Kalibrrは、求職者にオンラインの職業訓練ツールと評価ツールを提供するソリューションでフィリピンのスタートアップ業界に姿を現した。同サービスは、同国で繁栄しているビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)業界におけるスキルの格差を縮めることを目指している。

求職者は同サービスのプログラムを完了すると、Kalibrrのパートナー企業の面接を紹介される。同スタートアップは求職者には利用料を請求しないが、企業は将来の人材へのアクセスおよび雇用のために利用料を支払わなければならない。Kalibrrは現在、大都市マニラにあるコールセンターへの職業斡旋に特化している。

Paul Rivera氏とDexter Ligot-Gordon氏によって2012年1月に設立されたKalibrrは、フィリピンのスタートアップインキュベータKickstart Venturesから10万米ドルという巨額のシード投資を受けた。

同サービスのアイデアは、Rivera氏がフィリピンでBPO企業を経営していた時に考えついたものだ。同氏は、職務経験のある求職者は多くいるが、彼らにはBPO業界で働くのに必要なスキルが欠けていることに気付いた。

KalibrrのY Combinatorプログラムへの参加により、少なくとも2~10%の株式と交換で15,000米ドルの投資を受けることになる。選考された応募者は、年2回のプログラム期間のために3ヶ月シリコンバレーで過ごすことが条件づけられている。同プログラムに参加し成功しているサービスのなかには、Dropbox、Reddit、そしてScribdなどがある。

Kalibrrは、市場検証(Market Validation)を模索する一方で、彼らが得ることのできるメンターシップと資金のすべてが必要になる。2面性のプラットフォームを運営する上で課題となるのは、求職者と求人者の双方で需要を生み出すことだろう。

同スタートアップのビジネスモデルは、同サービス内に職業訓練ツールがあるので、まずそのサービスに求職者を取り込むことで機能するだろう。サービスを運営するのに必要な最低限の求職者が集まれば、企業は同サービスを利用し優れた人材を雇用し始めることができる。

Kalibrrの進捗状況がフィリピンのテックスタートアップの注目の的になっているのは間違いない。500 Startupsの仲間入りをしたTwitmusicも合わせ、これら2社はスタートアップの存在感を示し始めているフィリピンで起きているテック起業家の新しい波の最高峰を象徴している。

【via SGE.io】 @SGEio

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