テキストを音声に変換するサービス「SoundGecko」は、ニュース記事をラジオのように聞かせてくれる

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【原文】

soundgecko

SoundGeckoは、テキストを音声に変換するサービス。ユーザがいつでもどこでもニュースやウェブページ、文書を耳から聞くことができるようにする同サービスは、ちょうどiOSアプリの改良バージョンをリリースした。

SoundGeckoはEd Hooper氏、Andrew Armstrong氏、そしてLong Zheng氏によって立ち上げられ、2012年7月に公式にサービスをローンチした。オーストラリアを拠点とする同スタートアップは、ニュース記事、ウェブページや文書を音声でユーザに提供することによって、外出先でもウェブコンテンツを利用できるようにしてくれる。

この方法によってユーザは画面を見ることができない時、例えば運転中、ジムでワークアウト中、あるいは満員電車内であっても、生産的に時間を過ごすことができる。

SoundGeckoの改良版iOSアプリでは、ユーザインターフェイスの設計が一新されている。また、記事全文ではなく見出しだけを再生するオプションだけでなく、カテゴリや興味によってコンテンツをブラウズする機能も搭載されている。

SoundGeckoを運営する121CastのCTO、Andrew Armstrong氏は、今回のアップデートは初版のアプリから得たフィードバックを取り込んでいると述べた。バージョン2.0では、瞬時のコンテンツアクセスを可能にし、より洗練され、ユーザフレンドリーな使用感を提供するという。

soundgecko

あなたが選んだニュースの見出しだけを再生して聴くというオプションも含めて考えてみると、SoundGeckoは事実上、自分好みのラジオニュースチャンネルにもなれるということだ。現在は、例えばHacker News、TechCrunch、そしてe27さえもRSSフィードを介して見出しを聴くことができる。

121CastがOptus Innov8 Seed Programの最初の支援先に選ばれた際、SoundGeckoは投資家からの承認を受け、2012年11月に合計で25万オーストラリアドルを調達した。シードラウンドをリードしたのはSingTel Innov8で、Adventure Capitalが共同出資者となった。

外出中に最新ニュースを知っておきたい人々は、ぜひSoundGeckoを試してみよう。アプリはiTunes App Storeから無料でダウンロードできる。

【via e27】 @E27sg

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