日本のモバイルキャリア、ソフトバンクモバイルは今日、ソーシャル・ゲーム会社のガンホー・オンライン・エンターテイメントを公開買付すると発表した。ソフトバンク(東証:9984)は孫正義氏によって設立され、ガンホーは同氏の弟にあたる孫泰蔵氏によって設立された。孫泰蔵氏はシリアルアントレプレナーで、現在、テック・スタートアップ・インキュベータ Movida Japan を運営している。
ガンホーは、パズル&ドラゴンズやラグナロクオンラインなどの人気あるタイトルで投資家の注目を集めており、同社の株価は年初の5倍に達している。ガンホーとの提携により、ソフトバンクモバイルは同社の世界ビジネスを通じて、オンラインやスマートフォンゲームの販売を拡大しようとしている。ソフトバンクの発表は、この同社のサイトから英語と日本語で入手できる。
ガンホーのパズル&ドラゴンズは3月9日に1,000万ダウンロードを超えたが、その最大の成果は興行成績で長期にわたりトップに居ることで、時価総額は46億ドルに上ると伝えられている[1]。
今のところ同社の成功は日本国内に限られたもので、同社はアメリカの子会社を持っているものの、グローバル・ユーザはまだパズル&ドラゴンズ現象の向こう側に居るようだ。
ガンホーは、関連商品を売るオンラインストアを最近立ち上げ、ぬいぐるみ、iPhone ケース、マグカップなどが購入できる。現在はまだ日本のファンを対象としたものだが、ゲームに人気が出れば、後に国際版も立ち上がることが予想できる。
パズル&ドラゴンズについての一般的な紹介は、以下のビデオデモを参照してほしい。
- Serkan Toto による。 ↩
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