Veeamがクラウドストレージに対応したバックアップ・ソリューションを発表

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【原文】

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Veeam Backup Cloud Editionは、バックアップを簡素化し、テープやオフサイトのバックアップストレージに代わるサービスを手頃な価格で提供することを目指している。

バックアップ・複製・仮想化の管理ソリューションを提供するVeeam Software社は先日、VMバックアップソリューションのクラウド対応サービスを発表した。

Veeam Backup Cloud Editionは、Windows Azure、Amazon S3、HP CloudそしてRackspaceなど、15の異なるパブリックストレージクラウドに対応している。これには、OpenStack上に構築されたクラウドも含まれている。同ソリューションは、市場にあるすべてのクラウドストレージをバックアップのための簡単なデータストアハウスに変えることを目指しており、テープやオフサイトのバックアップストレージに代わる手頃な価格のサービスを提供する。

Microsoft社サーバー&ツールマーケティング・ディレクターのKarri Alexion-Tiernan氏は、Windows Azureクラウドプラットフォームは可用性の高いサービスを手頃な価格で提供できますと語り、「中小企業がWindows Azureクラウドを簡単に利用できるようにするためにVeeam社と提携することを嬉しく思います。」と付け加え述べた。

同サービスの主要な特長は、スケジュールに基づいてローカルバックアップがクラウドに自動的にコピーされること、AES 256ビットの暗号化でクラウドに安全にバックアップを行うこと、簡単で手間要らずのセットアップができ、APIの知識を必要としないこと、年間契約で利用ができること、などがある。

Veeam Software社長兼CEOのRatmir Timashev氏は、「当社が現代のデータ保護仮想化の基準を打ち立てたことを誇りに思います。Veeam Backup Cloud Editionを提供することで、当社はパワフルで使いやすく手頃な価格のソリューションの基準をさらに高めることができました。」と語っている。

利用プランに関しては、新規ユーザには1年・2年・3年プランが用意されており、複数年の契約を結ぶと割引がある。従来からのユーザは、既存のバックアップとレプリケーションライセンスにCloud Editionライセンスを付け加え購入することができる。

Enterprise Strategy Group(ESG)社データ保護シニアアナリストのJason Buffington氏は、「バックアップの改善と仮想化の促進は、2013年に予定されているIT投資の上位にランクインしています。それは、Veeam社が成功している理由の1つにすぎないのですが…(中略)最近では、IT関連のすべての話題にはクラウドに関することが含まれているようです。」と語った。

【via e27】 @E27sg

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