インドでスマートフォンの7台中1台にインストールされる人気電話帳アプリ「Truecaller」、次は日本とインドネシアを狙う

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truecaller-thumb-315x315スウェーデンに拠点を置くクラウドソーシング電話帳アプリのTruecallerは先日、毎月の電話番号・名前検索処理件数が約5億件となったと発表した。

同社についての記事を先月掲載したばかりだが、それから70%の伸びを見せている。それ以来、ユーザも200万人増加しており、新規ユーザの半数はインドからのものだ。マーケティングマネージャーのKim Fai Kok氏は同アプリがアジアでいかに順調かを示すデータを見せてくれた。

アジアにおいて、Truecallerのユーザが最も多い国は依然としてインドで、毎月の検索数でもトップに位置している。先月だけでもインドのユーザは100万人以上増加した。今やインドのスマートフォンユーザの7人に1人がTruecallerを利用している。

Truecallerがアジアで人気があることは間違いない。電話番号問合せの50%近くがアジア人によるものだ(この数字には同サービスの中東のユーザは含まれていない。中東も厳密にはアジアなのだが)。

同社は今や、進出可能なアジアの市場に目を向けていて、日本とインドネシアはそのリストの上位に上がっている。というのも、「スマートフォンの普及率が高く、市場が成熟しているからだ」とKim氏。個人的には、インドネシアに進出するという同社の選択は良いと思う。インドネシアは今後注目するべき市場の1つだからだ。

1か月で検索が2億件も増えていることは大きな実績で、同社のすべてが順調にいっているようだ。Truecallerが日本とインドネシアにさらに深く足を踏み入れた時に、さらに話が聞けることを楽しみにしておこう。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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