注目アプリがマネタイズへ一歩前進ーーきせかえコミュニティアプリ「CocoPPa(ココッパ)」がコンテンツパートナーを募集

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cocoppa

スマートフォンのホーム画面きせかえコミュニティアプリ「CocoPPa(ココッパ)」を運営するユナイテッド株式会社が、全世界で1000万ダウンロードを超える同アプリ上において、キャラクタービジネスを展開を行うコンテンツホルダーの募集を開始したと発表した

CocoPPaは、2013年秋ごろにアイコン、壁紙など、同アプリ上で使用できるきせかえ素材の有料コンテンツの配信を予定している。その配信に向けて、ユーザーがCocoPPaをさらに楽しむことができるようにするため、アイコンや壁紙を提供する企業を募集している。コンテンツを保持している法人で、自社で権利を保有していることなどが応募条件となっている。

これは、CocoPPaにとって初めてのマネタイズへの取り組みとなる。最近では、Tokyo Otaku Mode とコラボし、Tokyo Otaku Modeのクリエイターが制作したアイコンや壁紙などの提供をCocoPPa上で行った。このコラボは無料のものだったが、今回の公募により人気キャラクターを保持しているパートナーと提携することができれば、CocoPPaのユーザーたちがアイコンや壁紙を購入することは十分考えられる。

スマホアプリのコンテンツ課金といえば思い浮かぶのは、メッセージアプリ Line の有料スタンプだ。公式アカウントやスポンサードスタンプなどのLineのスタンプ課金は、2013年1月〜3月期における全体の売上の3割、約17億4000万円で、地域別売上では日本が約8割を占めていた(Lineの発表)。スタンプ課金の売上はあるが、まだほとんどが日本での売上ということになる。CocoPPaユーザーのほとんどは10~20代前半の女性で、海外ユーザーが全体の86%を占めている。海外ユーザーの比率が高いCocoPPaが、コンテンツ課金でどこまで売上を挙げられるかは気になるところだ。

CocoPPaは、リリースから 11 ヶ月で 1,000 万ダウンロード突破。現在、iOSとAndroidで提供されている。コンテンツパートナーに関心がある企業はこちらからエントリーが可能だ。CocoPPaのアプリの使い方については以下の映像をどうぞ。

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