インターネットは「時空」、つまり時間と空間を超えると表現されることがあるが、こういう調査結果を眺めるとそれも実感してしまう。
新しい働き方を提供するプラットフォーム「クラウドワークス」は7月23日、同プラットフォーム上での海外在住ユーザーの動向についてまとめた調査資料を公開した。
この調査によれば、クラウドワークスに登録している44,500人(2013年6月30日現在)のうち、海外在住の利用者は1,245名。サイトは日本語のみの提供ながら、2012年6月からの1年間で海外ユーザー数は約20倍に増加、日本語が使える海外ユーザー、移住した日系人が利用しているという。
オンラインワークであれば、仕事をする場所はもはや問わないということなのかもしれない。ではどういった仕事内容が多いのだろうか。残念ながら全体的な案件数などの定量的な情報はなかったが、やはりウェブやアプリのオフショア開発、海外ユーザーらしく翻訳の仕事が多いとしていた。
翻訳についてはConyacのような特化型のクラウドソーシングもあり、マッチングさえ上手くいけば需要度は高い。
何度か書いているが、SD Japanも翻訳はConyacを一部活用している。調査資料でもオーストラリア在住の日本人女性がインタビューに答えていたが、データ入力や書き起しなどを中心に、登録後5カ月で30件ほどの仕事を受注しているそうだ。
今後、自由な働き方を目指したい方は、デザインや開発、翻訳など、場所を問わないスキルについて調べておくといいかもしれない。
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