翻訳スタートアップのGengoがオフィスを渋谷に移転——より本格的な利用を促すべく、インターフェイスを改善へ

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2013.7.19

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

東京を拠点とする、クラウドソースの翻訳プラットフォーム Gengo は先頃、多くの日本のスタートアップが集まる渋谷に本社を移転した。今日、同社は記者会見を開き、プラットフォームをどのように進化させようとしているかについて説明した。

CEO の Robert Laing氏、CTO の Matthew Romaine氏、製品管理担当副社長の徳生裕人氏が会見に現われ、新しいオフィスを披露した。ここでは、翻訳プラットフォームのユーザ・エクスペリエンス改善に励む、12カ国出身の26人が働いている。

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左から:副社長の徳生裕人氏、CEOのRobert Laing氏、CTOのMatthew Romaine氏

プレゼンテーションでは、新しいインターフェースのローンチを準備しているとの説明があった。このインターフェースは来月公開される予定だ。多くのテキスト量を翻訳するクラウドソース翻訳者には、一つの文書の中で同じ用語を使い、スペルや文法エラーのチェックがしやすいインターフェースを提供する。顧客に対しては、通常のテキストに加え、Microsoft Word や Excel など、ビジネス文書ファイル形式でも翻訳を受け付けられるようにする。最後の機能は、Gengo のライバルである Conyac が2月に自分たちのプラットフォームで実現したのと、同じような機能だ。

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渋谷の新オフィスで働く、Gengo のチーム

これまでに、Gengo は8,000人以上のクラウドソース翻訳者を雇用し、38カ国語で翻訳サービスを提供している。過去3ヶ月間で、彼らは日本や世界から2,200万件以上の翻訳依頼を取り扱った。翻訳者や顧客のニーズを満たすべくインターフェイスを改善することで、同社はより多くの翻訳注文を獲得し、売上を伸ばしたい意向だ。

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Gengo は以前 myGengo と呼ばれ、2008年遅くに東京でローンチした。2010年には 500 Startups、Last.fm 共同創業者 Felix Miller、Delicious 創業者 Joshua Schachter、Value Commerce の前CEO Brian Nelson らを含む、多くのエンジェル投資家から75万ドルをシード資金調達した。その後、Atomico と 500 Startups からシリーズAラウンドで525万ドルの資金を調達した。今年はじめには、Intel Capital(アメリカ)、Atomico(イギリス)、Iris Capital(フランス)、Infocomm Investments(シンガポール)、STC Ventures(サウジアラビア)、NTTドコモベンチャーズ(日本)から1,200万ドルをシードB資金調達している。

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