政治家向けクラウドファンディングサービス「PUSH UP!(プッシュアップ)」がローンチ

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pushup

2013年4月19日の改正公職選挙法によって、インターネットを使った選挙運動が可能になった。その流れに呼応するかのように、政治家が使用可能なクラウドファンディングサービス「PUSH UP!(プッシュアップ)」がローンチした。

「PUSH UP!」は、候補者が自身のことを紹介する映像とともにプロジェクトページを立ち上げ、人々から支援を募ることができる。集める資金は、寄付扱いとなっており、プロジェクトが未達だったとしてもプロジェクト期間終了までに集まった金額は候補者の手に渡り、集まった資金のうち、10%がサイト運営費として候補者からサービスの運営側へと支払われるようになっている。

通常のクラウドファンディングサービスと異なり、寄付型であるためユーザへのリターンは用意されていない。プロジェクトページに掲載されている映像が10分を超える長いものであったり、寄付を実施する際にはユーザは住所の登録が必要であることなど、現状、ユーザにとって寄付のモチベーションを高めることが難しい状態だと言える。「PUSH UP!」の運営者の「同サイトを単なる資金集めの場だけではなく、候補者の人となりがよくわかるような場にする」という目的を達成するためにも、今後の改善に期待したい。

同サービスには、クラウドファンディングASPシステムの提供等を行なっているワンモア社が運営に協力しており、クラウドファンディングサイト運営のノウハウ提供などを実施する。

クラウドファンディングサービスには数多くのジャンルが存在している。クラウドファンディングサービスが気になる人は、コチラからどういったサービスが存在しているのかチェックできる。

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