書籍発見サービスのBooklapがBaidu(百度)と提携、名言コンテンツの提供を開始

Masaru IKEDA by Masaru IKEDA on 2013.8.20

hao123-booklap_logosBooklap は名言の引用により、他のユーザに新しい書籍との出会いを支援してもらえるサービスだ。Booklap を運営する Prosbee は本日、世界第二のサーチエンジンである Baidu(百度)と提携し、Hao123 上に Booklap コンテンツの提供を開始したと発表した。Hao123 は Baidu が運営するウェブ・ディレクトリーで、Alexa Rank によれば、アクセス数で世界29位、中国国内で6位を誇るサイトだ。アクセス数で言えば、日本の Google や MSN、Pinterest などに並ぶ規模で、30代〜40代以上のシニア層のユーザが多いことが特徴だ。Prosbee では今回の提携を受けて、特にシニア層へのサービス認知を高めたいとしている。

Booklap のコンテンツの多くは日本語によるものだが、ローンチ当初から海外のコンペティションなどにも積極的に参加していることから、特にアジア圏への進出には強い関心を持っていることが伺える。今回の提携後の、Hao123 の中国語版や世界各国語版への波及について Baidu に問い合わせているが、現時点でコメントは得られていない。

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ところで、本を読まなくなったという現在でさえ、日本人の年間平均読書量は10冊を超えるらしい(日本文化庁「国語に関する世論調査」による)。対して、中国政府の調査機関、中国新聞研究院の調査によれば、中国人の年間平均読書量は4.39冊だ。

あわせてアジア各国の統計も拾ってみたが、概して経済的に発展しても、可処分所得と可処分時間の増加に比例して、読書量が増えるというロジックは成り立たないようだ。むしろ、さまざまなエンターテイメントがひしめき合う中で、多忙な消費者に対して、おもしろそうな本の提案は、どの国でも求められているトピックかもしれない。Booklap の一日も早い全世界展開に期待したい。

なお、Hao123 は「網址之家」の名前で1999年にローンチし、2004年に Baidu に買収された。2012年に日本語版 Hao123 をローンチして以降、日本市場で認知を高めるため、集約コンテンツのローカリゼーションを強力に推進しており、今回の Booklap 提携に先立ち、エンタメサイト「ボケて」などともコンテンツ連携を開始している。また、Booklap は先月、Incubate Fund、Voyage Ventures、Genuine Startups から 2,000万円を調達している

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Masaru IKEDA

Masaru IKEDA

1973年大阪生まれ。インターネット黎明期から、シンクタンクの依頼を受けて、シリコンバレーやアジアでIT企業の調査を開始。各種システム構築、ニッポン放送のラジオ・ネット連動番組の技術アドバイザー、VCのデューデリジェンスに従事。SI、コンサルティング会社などを設立。Startup Digest(東京版)キュレータ。

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