プラットフォーム戦略、マーケティング、ゲームなどについて発表されてきた「LINE-Hello, Friends in Tokyo 2013-」では、最後に年内にリリースを予定している新サービスについて発表された。
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LINEがしかける新サービスは3つ。「3つのC」をコンセプトにしている。
Communication(コミュニケーション)
これまでLINEのコミュニケーションは、メッセージと音声通話のみだった。そこに、ビデオコールが加わる。通話相手の顔を見てのコミュニケーションが可能になるビデオコールにより、より親密なコミュニケーションが可能になると語る。
このビデオコールは、Wi-Fi環境のみながらず、3G回線でも安定して通話可能なものになる予定だという。リリースは今年の秋を予定している。
Contents(コンテンツ)
2つ目のCは、コンテンツ。新しく音楽サービス、LINE Musicの導入を予定している。
LINE本体のアプリ、そのホーム画面に入る基本機能として導入される予定だ。この機能によってLINEのフレンドと一緒に音楽を聞いたり、コミュニケーションを楽しむことが可能なるという。
この新サービスをグローバルに展開することで、世界の音楽を世界のフレンドと楽しむことができるなるというビジョンを舛田氏は語っていた。この機能は2013年の年内のうちのリリースを予定している。
Commerce(コマース)
3つめのCとして発表されたのはコーマスの「LINE MALL(ラインモール)」。
リアルグラフ、スマートフォン、巨大なユーザー数を基板にしたLINEのコマースサービスは、ユーザーが売り手にも買い手にもなることができるC to Cのコマースサービスになる予定だという。繰り返し語っていたように、LINEのコミュニケーションにあったコマースサービス、LINEを通じた新しいショッピング体験を構築することに挑戦するそうだ。
この機能は2013年秋のリリースを予定。
どのサービスも詳細はまだオープンにはされなかったが、LINE自体の伸び、LINEファミリーアプリたちの伸びに加えて、この新しい取り組みには非常に注目したい。LINEの昨年のイベントから、1年でLINEは大きな変化と成長を遂げた。また来年のイベント時には大きく変わり、成長した姿を見せてくれるのではないだろうか。
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