ミクシィが公開した「Plannah(プランナー)」は想い出写真の共有アプリだった。でもこれって…

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2013.8.1

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ミクシィは8月1日、スマートフォンで撮影した写真を友人と共有できるアプリ「Plannah(プランナー)」の提供開始を発表した。iOSに向けて提供されており、利用は無料。日本語、英語、韓国語に対応している。

同アプリは「DeployGate」「ノハナ」などを生み出した社内公募による新規事業創出「イノベーションセンター」の第四弾となるサービス。Android版は近日公開となっている。

Plannahは結婚式や飲み会など、普段のカジュアルな出来事で撮影された写真をアルバム単位で共有することができる。またカレンダー形式で表示されるため、自分がいつ、だれと何をしていたかを写真で振り返ることも簡単で、アプリからスマートフォンへの写真保存も可能だ。

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さて、私はこのアプリの説明を聞いたとき頭の中で「?」が10個ぐらい並んでしまっていた。特に使い方が難しいとかコンセプトが難解というわけでもない。しかし、イベントの写真共有であればfacebookのイベントでよく見かけるし、他に手段がないわけではない。なぜ今なのか。

my365のようにカレンダー形式で写真を記録するサービスはあるが、グループ共有ではないし、確かに国内では同様のサービスで目立ったものは見当たらないかもしれない。

一方海外に目を向けると、グループ写真共有アプリのKapturは6000万ユーザーによって2億5000万の写真が共有され、200万ドルを調達したがマネタイズに苦戦しているようだし、その他にもLineaAlbumatic、家族単位のfamilioや時間と場所でソートをかけられるClusterなどがあるが、調べた限りではあまり大きな話題になってはいないようだ。

何よりも大きな話題で、場所による写真共有のColorの失敗は記憶に新しい。なかなか難しいテーマなのかもしれない。

この疑問ついて開発チームに聞いたが、確かになるほどと思える点がひとつだけあった。それはここ最近起こっているスマホシフトが一般にまで届いているかもしれない、という状況だ。

「(スマートフォンが普及した結果)ユーザーのフィードバックでも結構カジュアルに写真撮影する機会が増えてるなっていう印象があったんです。ただ共有しようと思ったら使ってるツールがバラバラだったり」(Plannah開発チーム)。

多い人で所有しているスマートフォンには数千から数万枚の写真が溜まっている状況があるらしく、決定的なツールがない状況下で共有に特化したサービスを提供すれば、もしかしたら爆発の可能性はあるかもしれない。

いずれにしても今後のDLなどの数字、結果次第だろう。開発チームも過去の写真共有サービスのモデルで成功することの難しさは認識していると話していただけに、スマホシフトの波を上手く掴めるのかどうか、興味深いところだ。

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「イノベーションセンター」内のPlannah開発チーム

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