中国で偽ブランドの購入を防いでくれるアプリ「RiMa(鋭碼)」

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RiMa

多くの中国人や外国人が偽物高級バッグやブランド商品の購入を楽しんでいる一方で、食品偽装は中国に住んでいる人々の大きな関心事となっている。

RiMa(鋭碼)はこうした問題に取り組んでいる。中国語でこの意味は「鋭いコード」という意味で、つまり、消費者は商品に付いているコードをRiMaアプリでスキャンするかアプリに入力すれば、それが偽物かどうかを教えてくれるのだ。各商品にコードが1つなので、もしそれが一度スキャンされていれば、アプリがユーザに注意を促してくれるというのだ。おそらくそれが本物だとわかると、消費者はその商品を買おうとするのだから。

RiMaは今回の一連の牛乳スキャンダルを受け、中国人が特に関心を寄せている乳幼児と母親向けの商品に取り組んだ。ワインなどのカテゴリーも初めからあるものだ。

rima

ここではブランドに商品のコードナンバーを提供してもらう必要がある。ブランドにとっての利点は、見返りとして消費者がどこで商品を購入するか(例:どのデパートか)などの消費者データがRiMaによって提供されたり、消費者へのeクーポンの発送が許可されるといった点だ。

同アプリは、流通業者や販売店からエンドユーザまで商品の流通ルートを追跡することを目的にしている。それだけでなく、ブランド会社がCRMシステムを構築し、データの分析を行うことができる。

RiMaは2013年度のChina Acceleratorを修了したばかりだ。この5人のチームがこの製品の開発に取り組み始めてからまだ3ヶ月しか経ってない。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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