中国大手のSina(新浪)、WeChat(微信)に対抗して「WeMeet(微米)」をローンチ

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WeMeet

WeMeet(微米、中国語でWeimi)はSinaがWeChatに対する競合アプリとして、Sina(新浪)の出資するHangzhou Kuyue Tech(杭州酷躍科技)によって開発された。

今回の記事はSinaのCEO、Charles Chao(曹国輝)氏がFinancial Timesに受けたインタビューの内容だ。同氏の話によると、ユーザにチャット、ニュースなどのコンテンツの購読、写真の共有などを提供するソーシャルアプリは、グループメッセージに焦点を当てているという。

ユーザはSina Weiboや携帯のアドレス帳から連絡先をインポートできる。

ユーザが参加できるインタレストベースのグループは多数存在する。プライベートなグループを作ることも可能だ。グループチャットは音声、テキストおよび位置情報の共有に対応している。

wemeet2

現在は写真のみに対応するSnapchatのような機能が含まれている。テキストと音声メッセージは今後追加される予定だ。これはピアツーピアのメッセージだけでなくグループチャットでも機能する。グループで共有された写真は閲覧された3秒後に閲覧できなくなり、24時間後にはグループから消滅する。

先日、China Telecom(中国電信)とNetease(網易)は共同でWeChatへの対抗馬「Yixin(易信)」をローンチした。YinxinがWeChatと違うのは、携帯電話や固定電話に音声メッセージを送ることができるという点だ。

2011年末、中国のインターネット企業Xiaomi(小米)、Qihoo(奇虎)、Tencent(騰訊)がモバイル音声メッセージ市場で激しく競争している間、Sinaはこれとは別にWeiyou(微友)も開発した。Weiyouのユーザ数は公表されなかったのだが、同アプリの中国での利用は広がらなかった。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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