ボイスベースの幼児向け英語学習サービス「Cambridge WoWo(剣橋WoWo)」がローンチ

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Cambridge WoWo

無料オンライン辞書大手Kingsoft PowerWord(金山詞霸)の元CEOであるJia Lin(賈琳)氏が3~6歳の幼児へ向けたオンライン早期英語学習サービス、Cambridge WoWo(剣橋WoWo)を設立した(中国語記事)。同社はAmeba Capital(阿米巴基金)の設立者、そしてKingsoftの元CFOであるWang Donghui(王東暉)氏からエンジェル投資を受けた。

Cambridge WoWoは従来の教育機関からのコンテンツをハイテクな教育用ソフトウェアと統合し、幼稚園(2B)と保護者(2C)の双方に提供する。この教育ソフトの素晴らしいところは、子供の発音を認識し、人間とコンピュータの相互作用を実現可能にしていることだ。

幼稚園向けに販売されているCambridge WoWoのセットトップボックスは、テレビにつなぐと対話式の授業を行なうことができる。もし保護者がCambridge WoWoアプリをダウンロードしたい場合には幼稚園の承諾が必要となる。保護者は同アプリを通して子供たちと同じ内容を見ることができ、家庭で子供の復習を手助けすることができる。

同社は現在、2,500以上の幼稚園と40万以上の家庭にサービスを提供している。コンテンツプロバイダと収益を共有するビジネス形態をとっている。

同社の公式サイトに掲載されている紹介によると、この技術はCambridge大学とMITによる共同開発プロジェクトであり、音声識別技術と人間―コンピュータ間の対話技術を、母国語での意思の疎通を真似ることによって外国語教育へ適用することを目的としている。また、同社はこのプロジェクトの技術認可を受けている。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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