クオンがTencent(騰訊)と提携、WeChat(微信)向けにスタンプの提供を開始

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

日本のスタートアップであるクオンは今日(原文掲載日:10月22日)、中国の Tencent(騰訊)と提携し、同社のメッセージアプリ WeChat(微信)にスタンプの提供を開始したと発表した。その第一弾は、 Mr. Egg と呼ばれるキャラクターで、WeChat 上で無料でダウンロードできる。(写真参照)

クオンは、カワイイ日本のコンテンツを海外に送り出すという、面白いビジネスモデルを確立させている。CocoPPaDecopic など、日本のカワイイアプリを成功に導いたようなコンテンツと同じような風合いだ。カワイイのアピールに加え、クオンはメッセージ・アプリの波をとらえ、myStickerShop などのスタンプ関連ビジネスも展開している。

チャット関連コンテンツに関して言えば、クオンは現在200種のキャラクタを有している。クオンは最近、キャラクタのライセンス取得も強化しており、この種のモバイルコンテンツを扱う同社にとって、それは評価を確固たるものにするのに役立つだろう。

読者は今年の初め、クオンのCEO水野和寛氏にインタビュー(英語)したのを覚えているだろう。その中で、彼はタイ最大のモバイル会社 AIS との提携をはじめ、クオンのタイでのビジネスについて語ってくれた。クオンでは、年内にタイ国内に子会社を設立する予定だ。

Tencent が WeChat の改善を試みる上で、今回が日本の見識を導入しようとした最初のケースではなく、これまでに、WeChat 向けのアニメアプリを開発するナナメウエの協力も得たことがある。

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