バンコクのEコマース・プラットフォームaCommerceが、NTTドコモ・ベンチャーズとサイバーエージェント・ベンチャーズから310万ドルを調達

by e27 e27 on 2013.12.21

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タイを拠点とするEコマース・プラットフォーム aCommerce が310万ドルをブリッジ・ファイナンス(コンバーティブル・ノート)で調達した。今回の投資ラウンドでは、NTTドコモ・ベンチャーズが初めて東南アジア市場でリード・インベスターを務めており、サイバーエージェント・ベンチャーズと aCommerce の社員、複数の戦略エンジェル投資家が出資した。

関連記事:Ardent CapitalがリクルートSPやGMO-VPらと戦略的提携を締結、タイのEコマース2社に出資

aCommerce の CEO を務める Paul Srivorakul は、この直近の資金調達、とりわけ社員からの支援が得られたことを喜んでいる。

Paul Srivorakul
Paul Srivorakul

東南アジアのEコマースサービスやプラットフォームは、驚くほど顧客を獲得している。aCommerce の資金調達の約3分の1は社員からのもので、これは社員がビジョン、ミッション、パッションを aCommerce と共にしてくれていることの、何よりの証だ。

エンド・トゥ・エンドでEコマースを提供する同社は、調達した資金を使って、プロダクトの開発、技術のスケール、さらに、現在のタイ、インドネシアに加えて、シンガポール、フィリピン、マレーシアへのサービスを拡大する計画だ。

NTTドコモの副社長でCOOを務める秋元信行氏は、次のように述べている。

東南アジアの新世代のEコマースソリューションを支援できることを喜んでいる。東南アジアは可能性に富んでおり、aCommerce やそのチームは、Eコマース分野でそのチャンスを手に入れられる位置にいると思う。

今年6月にローンチした aCommerce は、これまでに社員が100人を超えており、今回の資金注入を受けて、さらに成長を早めることができるだろう。

aCommerce の COO を務める Peter Kopitz は、次のように付け加えた。

東南アジアのEコマースが抱える大きな問題の一つは、いいB2Cのフルフィルメント・サービスが無いことだ。そこで、倉庫、玄関先までの配達、最高クラスのカスタマーサービス、技術開発など、エンド・トゥ・エンドのEコマースに必要なインフラすべてを開発することに資金を投入している。

aCommerce はバンコクに拠点を置く Ardent Capital により立ち上げられ、資金が投入された(参考記事)。これまでの同社の成長を受けて、Ardent Capital の CEO である Adrian Vanzyl は次のようにコメントしている。

Ardent Capital からまた新たな成功を見ることができて大変うれしい。今回の動きは、東南アジアのコンシューマ・ビジネスに直結する、基礎的なEコマースプラットフォームの構築や投資に対する我々の確信を、さらに高めてくれるものとなった。

aCommerce の成長や顧客獲得のペースには目を見張るものがある。最近、同社は Naver Japan のモバイルチャットアプリ LINE や化粧品メーカーの L’Oreal(ロレアル)と提携している。近日中に、ブランド各社がコンテンツサイト、ソーシャル・ネットワーク、モバイルアプリに直接商品を簡単に販売できるシステム「PopShop」をリリースする予定だ。

aCommerce が入居する、バンコク市内のインキュベーション施設 ArdentLabs の風景
aCommerce が入居する、バンコク市内のインキュベーション施設 ArdentLabs の風景

【via e27】 @E27co

【原文】

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