フェイストラッキング技術とオープンソースソフトウェアを使った、人の顔に向けてマシュマロを発射するプロダクト

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マサチューセッツ州のOlin College of Engineeringの生徒4人が、250米ドルを使って3ヶ月で作り上げたプロダクト「Confectionery Cannon」がユニークだ。

Confectionery Cannonはアクリルと、PVC、スクラップになったアルミニウムによって作られており、フェイストラッキング技術を用いたマシュマロの旋回砲塔だ。このプロダクトは自動でマシュマロが装填され、10秒ごとにマシュマロが発射される。その様子は以下の動画から確認できる。



このプロダクトはフェイストラッキングの技術が興味深い。Confectionery CannonにはPython APIのOpenCVが利用されている。OpenCVは画像認識に関連する機能のライブラリで、オープンソースソフトウェア(OSS)として提供されている。これをウェブカメラとつなげ、ターゲットの顔の大きさから距離を計算し、検出できるようにしている。

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今回紹介したConfectionery Cannonは、ビジネスにつながりやすいものではない。だが、オープンソースソフトウェアを利用し、低コストで開発することが可能になってきている。

ハードウェア・ビジネスがはじまるーーGugenが示す近未来の可能性」でも紹介していたことだが、外装、ソフトウェア、電子工作は、オープンソースによって大きく敷居が下がってきている。

ハードウェアに可能性を感じている人は、Confectionery Cannonのように作りたいと思ったものをプロトタイピングしていくことから始めてみてはいかがだろうか。

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