シンガポールを拠点とするクラウドファンディング・スタートアップ Crowdonomic は27日、WWF(世界野生生物基金)による環境保護プロジェクト Earth Hour と提携し、環境保護活動プロジェクト「Earth Hour Blue」向けのクラウドファンディング・サイトをローンチしたと発表した。
Earth Hour はシンガポールを中心に活動しており、現在、154カ国・地域の7,000都市で、同じ日の同じ時間に電気を消すアクションを通じて、「地球の環境を守りたい」という思いをわかちあうイベントを展開している。特に本部のあるシンガポールでは、冷房設定温度を1℃上げる、照明をLEDにする、ビニール袋を使わないようにする、などの活動へのクラウドソーシングに、WWF シンガポールが中心となって注力している。
サイトのローンチを受けて、Crowdonomic の 共同創業者兼CEO Leo Shimada は次のように語っている。
Earth Hour Blue は、クラウドファンディングと、世界によい影響を与えるクラウドソーシングを結びつける、世界初のオンライン・プラットフォームだ。我々 Crowdonomic は Earth Hour Blue の戦略パートナーになった。 我々は、営利企業から社会団体まで、彼らが戦略的な目標を達成するために、クラウドの力を最大限に活用できるようサポートしている。
Crowdnomic は2013年2月、McKinsey や INSEAD での経歴を持つ Leo Shimada と、INSEAD で MBA を取得し Standard Chartered Bank でトレーダー経験を持つ Nicola Castelnuovo によって、スタートアップ向けの資金調達支援を目的としてローンチした。現在、Recruit Strategic Partners とは、500startups や Ardent Capital らと共に Investment Partners の関係にある。
映画「スパイダーマン2」が Earth Hour Blue のプロモーションを支援しており、以下は主演の Andrew Garfield による Earth Hour Blue の紹介ビデオである。
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