中国コマース巨人のアリババ、2億ユーザーのTangoに2億1500万ドルを投じてメッセージング戦争に参入【ピックアップ】

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【ピックアップ】は世界のテク系スタートアップの資金調達やトレンド記事を概要と共にお届けします

Alibaba prepares for the mobile messaging war with a $215M investment in Tango

今日はあともう一本大きめのを。1000億ドル以上の評価という既に小さな国家規模になっている中国総合コマースのアリババですが、こちらがメッセージングに手を出すという話題です。

Tangoは2009年創業のメッセージング系スタートアップで、2億人の登録ユーザーと月間で7000万人のアクティブユーザーを持っているそうです。既に利益が出ている状況で、広告とゲームメーカーとのレベニューシェアで売上を立てているとのこと。(エクスクルーシブでこの記事を出したForbesによくまとまってます

アリババはこのTangoの2億8000万ドルの調達ラウンドに対して、2億1500万ドルを投じたとのこと。PandoDailyの各誌記事まとめがわかりやすいですが、やはり中国国内でのライバル、Tencent率いるWeChatが強力なライバルであり、メッセージングが海外進出におけるキーと考えられていることはまず間違いないでしょう。ちなみにWeChatは先日2013Q4決算報告で、月間のアクティブユーザーを3億5500万人と発表しています。

世界メッセージング戦争にアリババ参戦は何かの予兆でしょうか。大変面白くなってきました。

Google翻訳でざっくり読む

via PandoDaily

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