食品の出力が可能な3Dプリンター「Foodni」、3Dスキャナーも内蔵

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3Dプリンターは数多くリリースされているが、本物の食品の出力が可能な3Dプリンター「Foodni」が開発中だ。現在、クラウドファンディングサイトのKickstarterで支援を募集している。小売価格は1300ドルとなる見込み。目標である10万ドルの調達に成功した場合、2015年1月に発送となる予定だ。

3Dフードプリンターである「Foodni」には、付属の空のカプセルに自身で食材を詰めて利用することができる。予め食品が充填されたカプセルを購入して利用、といった必要が無い。本体前面に搭載のタッチスクリーンでオンライン上のレシピを選択すると、必要な素材が提示されるため、カプセルに詰めてセットすると、プリントが開始される。

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Foofniは、新鮮な食品を使用することによってより健康的な食事をすることを目的としているとのこと。また、魚の形でクラッカーの生地を形成したり、ラビオリを形成したりといった、反復的な調理過程の一部分を合理化することも、目的の一つとしている。

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3Dスキャナーも内蔵しており、オブジェクトをスキャンすることでその形状を保存し、プリントアウトすることも可能だとのこと。

家庭での使用からレストランなどでのプロフェッショナルな用途まで、幅広く利用されることが期待できるだろう。

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