香港発のオンライン証券・スタートアップ「エイト証券(8 Securities)」が日本に上陸

by Rick Martin Rick Martin on 2014.5.21

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

香港を拠点とするオンライン証券会社「エイト証券(8 Securities)」は数時間前、正式に日本向けのローカライズ・サイトを立ち上げた。今後数週間のうちに、日本向けサービスのサポートを開始する予定だ。同社のウエルス・マネジメント・サービスは6月上旬に、また、ソーシャル取引ポータルは7月にローンチする見込みである。

香港から日本と中国大陸の両市場への展開を図ろうする中、日本への進出は好調の同社にとって大胆な一歩と言えるだろう。2014年、同社は黒字となる見込みで、2012年から2013年にかけて収支は400万ドル増えている。平均4万ドルの投資資産を持つ顧客を5万人か抱えているとされる。[1]

エイト証券はユーザからのアクセスの約8%はモバイルからで(ポータルはアプリではなく、ウェブでできている)、このアプローチはスマートフォンの利用率が比較的高い日本で有効に働くだろう。

日本向けサービスの特徴

同社の CEO Mikaal Abdulla は、ウエルス・マネジメント・サービスの提供について語ってくれた。

我々は日本のお客様に、世界中で最大17の取引ファンドに簡単に投資できる方法を提供します。お客様が求めるリスク・プロファイルと対象期間を3分間のオンラインアンケートで答えてもらうだけで、その目標に合ったポートフォリオをお届けします。極めてシンプルです。

私が見る限り、エイト証券のソーシャル取引ポータルは、同社のサービスの中で最も興味をそそるテクノロジーだ。このコミュニティがどんな取引をしているかがわかるピア・ツー・ピアのサービスで、注目株、トレーダー、地域、時間などの動きに応じて、プッシュ通知を受け取ることもできる。「ソーシャル取引のモバイルアプリや掲示板と違って、我々はソーシャルなコミュニケーションと実際の取引を融合しました。これまでにはなかったものです。」と Mikaal は語った。

興味深いのは、エイト証券が100万人の登録ユーザ達成を目指して、これらのサービスをウェブを介して、コストをかけずに提供してようとしていることだ。取引口座を作って投資を始めてくれるかもしれない潜在顧客をサイトに誘導する手法として、うまく機能する可能性がある。賢明な方法だ。

彼は、ソーシャル取引プラットフォームを中国では2014年終盤にローンチしたいと語った。すべてのプロダクトは英語、中国語(簡体字/繁体字)、日本語で開発されているため、多かれ少なかれ、彼らのサービスは市場拡大に合わせてすぐにでも使えるようになる。

これらのサービスによって、日本の個人投資家には、より簡単に世界市場に投資できる環境が約束されるだろう。Mikaal は、ウエルス・マネジメントとソーシャル取引プラットフォームの2つが「日本市場に向けたもので、顧客の問題を解決する」と付け加えた。

エイト証券と日本への市場展開についての詳細は、サービスの概要紹介をはじめ、役に立つ日本語の動画が新たに加えられた、同社の YouTube チャンネルをチェックしてほしい。

Mikaal によれば、資産の入った利用状態にある口座は5万件に上るとのことだが、これはエイト証券に関する過去のレポートとは大きく異なる。この変化は、業界標準にあわせて、「利用状態」の意味を再定義したことによるものだろう。


  1. Mikaal によれば、資産の入った利用状態にある口座は5万件に上るとのことだが、これはエイト証券に関する(このような)過去のレポートとは大きく異なる。この変化は、業界標準にあわせて、同社が「利用状態」の意味を再定義したことによるものだろう。 

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