数千億円の企業価値になるかもしれない、解くべき10の大きな課題【ピックアップ】

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Image by Flickr

【ピックアップ】は世界のテク系スタートアップの資金調達やトレンド記事を概要と共にお届けします

Big Problems In Tech – Business Insider

解くべき課題をみつけるところからスタートアップは始まる、というのは多くの先輩起業家、書籍で書かれている通りですが、往々にして話題になるのはその課題の「大きさ」だったりします。

例えば、近所のお婆ちゃんが玄関の掃除をしているのをみて、何か便利がグッズを発明するというのも課題解決ですし、世界のインターネット環境をドローンで改善しよう、というのも同様の課題解決ですが、当然その影響範囲は後者の方が大きいかもしれません。

そういう意味で、このBusiness Insiderに挙げられている課題は結構な影響範囲を持っていそうです。BI曰く「10億ドル企業価値」と言ってますが、Airbnbで100億ドル企業価値なら、これらの問題を解決した場合、恐らくそれ以上になるんじゃないかと思えるあたり、やはり米国市場は若干バブル気味なのかもしれません。

  • 真の人工知能
  • 次世代ワイヤレス/ファイバー通信
  • ワイヤレス電源
  • 安価な自家発電システム
  • 田舎での信頼できるブロードバンド環境
  • ブレインコンピューターインターフェース
  • 破られないパスワード
  • 瞬間移動
  • 財布の代替手段
  • 自走式の貨物船

さておき、それぞれの詳細は元記事をご一読頂くとして、思ったよりもインフラ面での課題は多いのですね。特に田舎でのブロードバンド環境というのは、先述の通りGoogleがバルーンfacebook連合がドローンで空からの接続環境提供を具体的に検討していることで話題にもなっていました。瞬間移動は3Dプリンタによって同等形状のものを現地で生産する方法はアイデアとして出てきていますし、おサイフの代替手段はもしかしたら日本の方が進んでるかもしれません。

その課題が市場を持っているか、解決可能な課題なのか、その起業家はその課題を解決したいと思っているか、そして市場はその課題解決を(潜在的にでも)待っているのか、といういくつかの成立ポイントが揃った時、初めてスタートアップする人たちが出現してきます。

上記の10の課題に対して万が一、それらの成立ポイントをクリアできると思ってしまった人は、今すぐ起業準備をお願いします。

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via Business Insider

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